十字架信仰の力 ・・・・・・・ ２０１５年巻頭言
20１５ １/５
「神の信仰を持ちなさい」（マルコ１１：２２）
神様は「信仰」の歩みを喜んでくださいます。（ヘブル１１：６） イエス･キリストは「信仰の創始者であり 完成者です。」（ヘブル１２：２）
罪が赦され、永遠のいのちをいただく、「救い」の恵みは神様からの一方的なもので、「人が（神の御前で）義と認められるのは、律法の行いによるのではなく、信仰による。」（ローマ３：２８） とあるように、救いの条件は信仰のみであって、行いにはよりません。（信仰義認） 罪を悔い改め、信じて告白するならば だれでも救われます。 救いの条件に行いが入るならば それは霊の異なる異端です。
しかし、救いの信仰の上に建て上げられた信仰の歩みには、主に対する聞き従いの 「行い」が伴います。
この、信仰の歩みには、前提として 初めの神の言葉（＝「からし種」）が必要です。 マルコ１１：２２の「神を信じなさい」は誤訳で、「神の信仰を持ちなさい、Have faith in God（ＫＪＶ）」となります。（→ ギリシャ語： 聖書改ざん修復（３）の ８）マルコ１１：２２ ～ ２４）
もし、いわゆるレーマとも呼ばれる、初めの神の言葉無しに、 一見 信仰のように見える、人間的な思い込みの歩みをすれば、必ず失敗します。それは ”成功哲学”、”繁栄の神学”などのニューエイジ（イエス様無しで幸福を追い求めるムーブメント）です。 そして、クリスチャンでさえもこの惑わしによって歩み、失敗する例が後を絶ちません。神様は、ご自身が語っておられないことには指一本動かされません。（求めれば別です。）
現在は にせキリスト（にせ使徒、にせ預言者、にせ教師）が多く現れる時であり、本当に「見分け」が必要な時であり、惑わされないかどうかでリバイバルの器の篩分けがなされる時です。 そのために、健全なみことば、健全な教理で武装しておく必要があります。
神様中心から逸脱し、人間側の希望的観測で みことばを曲解することにより、しばしば にせ教理が発生します。 終末の流れ（＊）のとらえ方に混乱がある中、特に、”艱難期 前 携挙説”（＊＊）は、典型的なにせ教理の一つです。にせ教理を握っていると、霊的な働き・ミニストリーに悪い影響が出てきます。 たとえば、もう一つの大きな にせ教理である”反カリスマ”の教理（Ⅰコリ１３：１０の曲解）を握っていると、本来教会に現れるはずの いやしや預言などの働きが 教会では全く起こらなくなり、聖霊様の御臨在が無い本当につまらない、人々が魅力を感じない、死んだような教会になります。ファンタジーでごまかしていないだろうか。 聖霊様のみわざがなされることが、「神の国が来る」ことだからです。主の祈りの実質的なことは、実にこのことを言っています。また、御霊の賜物を行使することによって、御霊の実を結んでいくことができます。
２０１４年には、相次いで 月食が（通常の暦どおり、）観測されました。２０１５年も引き続き 日食、月食が観測されます。
＊ ２０１４年４/１５（ニサン（１月）の１５日） 皆既月食、過越しの祭 （ペサハ）初日、 １０/８（ティシュリ（７月）の１４日） 皆既月食、仮庵祭（スカー）の前夜
＊ ２０１５年３/２０（アダル（１２月）の２９日） 皆既日食、新年（宗教暦）の前日、 ４/４（ニサン（１月）の１５日） 皆既月食、過越しの祭の初日、 ９/１３（エルル（６月）の２９日） 部分日食、新年（政治暦、ロシュ・ハシャナ）の前日、 ９/２８（ティシュリ（７月）の１５日 皆既月食、仮庵祭の初日
＊＊ 諏訪大社の御頭祭も４/１５
しかし、これを見て、この日の前後に何か起こると勘ぐりたくなるのは人情ですが、実際には特に何も起こりません。
たとえば、２０１４年１０月１０日（直後何も起こらなかったので１３日に変更）に 「空中携挙」がある というにせ預言が、あるにせ預言者（霊的に最悪クラス）から発信され、多くの日本のクリスチャンの若者が惑わされ、携挙に備えて職場・日常生活を放棄する、ということが起こりました。日付を指定する時点で にせ預言であることが分かりますが、艱難期 前 携挙の思い込みの土壌があると、この種の惑わしにはきわめて弱くなるはずです。
＊ ７年ごとの「安息年」（＝耕地を休ませる年）は、 １９５８、１９６５、１９７２、１９７９、１９８６、１９９３、２０００、２００７、２０１４（２０１４年は、ユダヤ暦で５７７５年）。 「ヨベルの年（７×７年＋１＝５０年目の９月から）」（レビ２５：１－１２）
・ BC１４１６年にイスラエルがカナンの地に定着した時と仮定すると、７０回目の『ヨベルの年』は、 ４９×７０＝３４３０、 ３４３０－１４１６＝２０１４ より、２０１５年９月－となる。ユダヤ暦は天地創造の時からの年とされる。 この計算による前回のヨベ ルの年は、１９６６年９月－１９６７年９月で、１９６７年６月、イスラエルが六日間戦争でエルサレムを奪還し、ヨルダン川西岸、ガザ、シナイ半島、ゴラン高原を大きく占領した年（領土４倍）であり、奇しくも、過越の祭りと仮庵の祭りに日食、月食もあった。 また、前々回の １９１７年（大正６、１１月・英 パレスチナにユダヤ人国家を約束（バルフォア宣言）－１９１８年）
したがって、もし２０１５年９月－２０１６年９月が「ヨベルの年」だとすると、「解放の年」、「自分の土地に帰る年」になり、再スタートには絶好の時となります。 （２０１５年は、「ラッパの日」＝「新年（ロシュ・ハシャナ）」＝７/１は ９月１４日。 「贖いの日」７/１０は ９月２３日。 「仮庵」７/１５－ ９月２８日－）
（＊ ただし、東京福音リバイバル聖会２００１年８月で、スティーブ・グレイ師が ２００１年９月－ を ヨベルの年と預言的に宣言した。 ・・・ この時は、筆者の「神のホームページ」がスタートした時です）
＊ 主の再臨の時の 聖徒の空中携挙は１回のみ（第７のラッパの時）：（Ⅰテサロニケ４：１６）
① 「主は、号令（＝（一回の）叫び ａ ｓｈｏｕｔ）と、」 ・・・ 「ししがほえるように大声で叫んだ」＋「７つの雷」＋「小さな巻物（＝黙示録の挿入部：１１～１４章））」（黙１０：２、３）
② 「神のラッパの響きのうちに、」 ・・・・ 「神の第７のラッパが響くその日、神の奥義（＝空中携挙）が成就する」（黙１０：７）
③ 「御使いのかしらの声」 ・・・・・ 「かまを入れて刈り取ってください」（黙１４：１５）
ラッパは主の再臨に伴う重要なしるしです。「主は大きなラッパの響きと共に、御使いを遣わし、選びの民を集める。」（マタ２４：３１）
また、この空中携挙のとき、生き返った死者（＝主の祭壇の下にいた殉教者の霊たち（黙６：９）を含む）も 生きている者も、同時に 「朽ちない体に変えられます。」（Ⅰコリント１５：５１、５２ の「奥義」）
→ イスラエルと終末の流れ・終末の年表
＊＊ いわゆる”艱難期 前 携挙説”の間違い： ”携挙”という言葉は聖書には出てこないが、キリストの再臨に伴って起こるさまざまな出来事を表わす一つの”現代用語”である。この教理は、１８３０年以 前には存在しなかった教理で、ある婦人（ｽｺｯﾄﾗﾝﾄﾞ出身のﾏｰｶﾞﾚｯﾄ・ﾏｸﾄﾞﾅﾙﾄﾞ）が見た幻を何人かの神学者が宣伝したものであり、有名 な説教者においても賛成反対が分かれた。（賛成：ｽﾎﾟﾙｼﾞｮﾝ、ｼﾞｮｰｼﾞ･ﾐｭﾗｰ、ﾁｬｰﾙｽﾞ・ﾌｨﾆｰなど、反対：ｼﾞｮﾝ･ｳｪｽﾚｰ、 ｼﾞｮﾅｻﾝ･ｴﾄﾞﾜｰｽﾞ、ﾏｼｭｰ･ﾍﾝﾘｰ、など） ２０世紀になると、よりによってスコフィールドがこれを宣伝した。 しかし、正しい聖書の福音書や黙示録の全体的な構成から、艱難期前の携挙はあり得ないと考えられる。 それよりはるかに以前から艱難期 前 携挙説が存在したという意見もあるが、新約聖書の重要な部分の改ざんが４－５世紀までに行われていたこと（シナイ写本、バチカン写本等）を考えると 不思議ではない。グノーシスの流れの人間中心主義の希望的観測が、みことばを曲解したものと考えられる。
（参考） レムナントの記事（一回のみの 艱難期 後期 携挙）
「そのときは、ユダヤにいる人は山々（複数）の地に逃げなさい。屋上にいる者は家の中のものを取り出そうと下に降りてはいけません。（「屋上」は集会・伝道・祈りの場所、外階段を通って下りて逃げよ） 畑にいる者は着物を取りに戻ってはいけません。」（マタイ２４：１６－１８）
「あなた方の逃げるのが、冬（イスラエルの夏・冬のうちの冬の期間（半年間、大体１０月から４月）、冬季は雨が多く、ヨルダン川の水量が増す）や安息日（遠く歩いてはならないの日）にならないよう祈りなさい。」（マタイ２４：２０）
「しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしている これらすべてのことから逃れ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。」（ルカ２１：３６）
したがって、終末のために祈り備えていかなければなりません。
まず、すでに成就したこととして、ＡＤ７０年のエルサレム陥落前の聖徒たちの脱出の記録が非常に参考になります。これについては、イエス様がルカ２１：２０－２４で予告されました。
エウゼビオス著 『教会史』（Ⅲ-５－３） によると、ＡＤ６６年、ケスティウス・ガルスが率いるローマ軍が 神殿の城壁を包囲していたのに、何の理由も無いのに 突然撤退しました。ユダヤ人兵士たちは追撃を始め、城内は手薄となり、そのとき熱心党によって市外に出ることを禁じられていた聖徒たちは脱出することができ、ヨルダン川の東の ペレア地方のペラという町に住みつきました。（ペレア（or ペラ）は、アレキサンドロスによって建てられたギリシャの植民地のデカポリス（１０の町）のうちの一つで、当時 シリア総督の支配下。デカポリスは、他に、ガラダ、ダマスコ、ゲラサ、フィラデルフィア（現アンマン）、・・・）
このユダヤ兵士らによる追撃により多くのローマ兵が殺されたため、後に大規模な報復を受けることになりました。その後の歴史は、ＡＤ７０ ４月 ティトゥスによる包囲（兵糧を絶つ）、７/２４アントニア要塞陥落、８/２７ 神殿炎上（ユダヤ暦の６/８－１０、奇しくもＢＣ６００頃のソロモン神殿滅亡と同じ日、エレ５２：１２、Ⅱ列２５：８）、－９/２６ エルサレム全体の陥落。（１１０万人死、９万７千人捕虜） マサダ要塞－７３年陥落、全員自害。
エルサレム陥落時は、兵糧攻めのため、人肉食いが横行し悲惨な状態だった。（ルカ２１：２３） 陥落時、餓死体２０００以上（ヨセフォス・ユダヤ戦記Ⅵ-９-４）であり、市街に入ったローマ兵たちも あまりの凄惨さに呆然と立ち尽くすほどだったという（Ⅵ-８-５）。 また、ティトゥスが意図しなかった神殿炎上のため、金が石の隙間に流れ込み、それを取り出すため すべての石がひっくり返された。（ルカ１９：４４の成就） 陥落直前、にせ預言者が”神殿の高い所に昇れば助かる”と言って最後まで惑わした。（Ⅵ-５-２）
そして、これから終末に成就することについては、マタイ２４章、マルコ１３章に書かれてあるとおりです。
預言者ダニエルによって語られた「荒らす憎むべき者」（ダニエル１１：３１ １２：１１）の預言は、紀元前１６７年１２月にギリシャのアンテオコス・エピファネス（前175年―163年頃）がゼウス神の像をエルサレムの神殿内に安置した事件がその類推といわれています。このとき神殿に豚（律法による汚れた動物）の血が捧げられました。
世の終わりには、反キリストの像が、（ゴグ・マゴグの後に再建される）第３神殿の契約の箱のケルビム（「翼」）のところに置かれることになります。（サタンはもともとケルブだった） エルサレムにいる にせ預言者は、これを拝むことを すべての人々に強制します。
このときイスラエルの救われた人々（「女」）は 超自然的な方法（「大鷲の翼」）で荒野へ飛んでいき、３年半の間（大艱難期）守られます。（黙示録１２：６） 追撃してくる軍隊も地に飲み込まれます。（黙１２：１４－１６） 逃げる先の「荒野、山々」は、この時は領土が拡大している（創世記１５：１８）ので、近くのペラとは限らず、特定の場所が主によって備えられています。
異邦人クリスチャンは、大艱難期（後期３年半）に多くの人々が殉教しますが、福音書の備えの祈りをして逃れる人々も大勢います。７つに分類された異邦人教会の一つ フィラデルフィア教会は、約束のとおり守られます。（黙３：１０）
神様は、終末の憤りの時、反キリスト、にせ預言者をあえて用いて、地上における表立ったキリスト者の全勢力を一時消滅させます。そして、再臨の御子イエス様ご自身が、口から出る言葉の剣によって、その悪と偽善の極致を滅ぼします。
日本は、異邦人国家の「ツロ（Ｔｙｒｕｓ）」（エゼキエル２６－２８章）とみなすことができます。 その理由は、エゼキエル書の一連の預言のなかで、３６章に すでに成就した １９００年もの間流浪の民であったユダヤ人たちの イスラエル国の再建（１９４７年）という著しい成就があるので、この書は 終わりの時の国々の様子について預言されていると理解されます。 ・・・ ３７章： 残りのユダと 十部族のパレスチナへの帰還、 ３８、３９章： 偽りの中東和平を結んで裏切る ゴグ・マゴグ（ロシア・イスラム圏連合）の預言、 そして、（時間順は逆ですが、）２６－２８章： ツロ（＝日本）への預言、 ２９－３２章：エジプト（＝アメリカ）への預言。
さて、最近の時事を見ると、
安倍自民一党独裁でやりたい放題やっています。基本基調は、アメリカの圧力を受け、日本をデフレのままにするという、”日本人奴隷化計画”が進行中です。
● 消費税率ＵＰ： （８％、愚策、←財務省の功績のための増税！）
内閣府が（１１/１７）発表した７～９月期の国内総生産（ＧＤＰ）速報値は、物価変動の影響を除いた実質ＧＤＰが４～６月期に比べて０．４％減、年率換算では１・６％減×と２四半期連続のマイナス成長となった。→ １２/８、内閣府・下方修正：０．５％減、年率換算１．９％減、 ｃｆ．民間調査機関では当初平均２％台のプラス成長を見込んでいた×。
（ＧＤＰの約６割を占める個人消費は０・４％増にとどまった。設備投資は０・２％減。今年４月に消費税率を５％から８％に引き上げた後、個人消費が低迷し、景気は失速している。 ｃｆ．４～６月期は１・９％減（年率換算７・３％減）） （ｂｙ．読売、１１/１７）
＊ 個人消費（３００兆円）が－５％（４－６月期）、設備投資－５％、∴ －７．１％（年率） ・・・ 東日本大震災（－６．９％）よりも大、歴代の増税よりもこの安倍政権が最も減らした。
在庫増大（４－６月）＝買っていない、数字のマジックＧＤＰ押し上げで７．１％に収まった（実態はまだ悪い） → ９月以降 生産調整 → 雇用失われる、所得減少 ・・・・・ デフレスパイラル、また同じことが起きている！ 仕事・需要が無い → 需要を作るべきなのに 供給能力ＵＰを目指す（逆効果）×、技術の継承は必要
・・・ 税収増の王道は、景気対策なはず！！（ＧＤＰ１％ＵＰ → 税収３％ＵＰくらいは行く。 税率は、ＵＰ無し ｏｒ ５％に戻すべき）
”国の借金”は 増税のためのプロパガンダ。（従軍慰安婦と同じ） 日本国内の借金（政府が国民に借りている！）で、日本円を発行できるので（多少インフレになっても、）問題ない。（ｃｆ．米、仏、伊） ドイツはＧＤＰ増やす（景気を良くする）ことにより 税収を増やすことに成功。
・・・・・ アメリカの圧力で、日本をデフレのままにする？ ← 安倍自民は一体何を考えているのか？（安倍総理の見分けでは、この時期 悪くなっている）
・ 日本人奴隷化計画？： ①グローバル化（外国人労働者） ② 所得下げる（中国は日本の１/１０、に近づける） ・・・・ 金融量的緩和続行（米は１０月から中止） → 過度の円安、 円安誘導は大企業を強めるのみ ≒ サムスン韓国（典型的な財閥経済）の方向
・・・ お金を発行するのは良い、しかし 所得に結びついていない。所得は 誰かがお金を使うことによって増加する。 政府は、仕事・需要が生まれるように（・・・王道！）お金を使うべき。（９７’橋本最悪： ①消費税３％→５％、②公共投資削減 → デフレが始まったのは９８’から。） 今は、２００９年のリーマンショックで外国に出ているので、円安でも製造業のメリット無い。企業が期待していた円安は１０５円程度。はるかに安くなった。 円安になると、外国人が買い得な日本の株を買うので、株高になる。日銀の金融（量的）緩和（黒田は元 財務官僚）は株高を目的としていた？と疑われる。（米国は１０月で止めているので当然 円安ドル高になる） そのお金が設備投資や消費：物・サービス、国民の所得のために使われていない。
∴ 公共投資で需要を増やさなければならない。（・・・これは今や米国も各国に言っていること → 安倍・これは言うこと聞くか？） １０％増税などとんでもない！
また、企業に対しても、今は中間層を強化しなければならない時であるにもかかわらず、（実質）逆累進課税によって 大企業だけが得し、中小企業を淘汰する方向。 グローバル投資家だけが儲けるため。（← ＴＰＰ同様、米国（政府ではなくコーポレートクラシー（ ・・・ 今 ディビッド・ロックフェラーは追い出され、ロスチャイルドとロックフェラーの新勢力が米国・世界経済を支配している）からの指示）
・・・・ ロック（石油、人工地震・反原発）、ロスチャ（ウラン、原発推進）の抗争ではなく、第三のエネルギーは如何でしょう？
→ ∴ 日本は「ツロ」（エゼキエル２６－２８章）と予想されるので、政策がどうであれ、 １） 米国（「エジプト」）の軍事的な傘の下にいる傾向は変わらない、しかし、 ２） ＴＰＰ等の米国への完全従属の経済戦略は破綻し、日本は独自の道を歩む。
● ルーブル安： １） ウクライナ紛争による欧米からの経済制裁、 ＋ ２） 世界的な原油安（２０１３： １００～１２０ドル/バレル → ２０１４ １２： ６０ドル/バレル、 米国シェールガス・オイルの大規模生産体制の確立 ＋ 中東産油国が生産調整をしない。ロシアでは採掘コストが高く大幅な赤字） より、２０１４年１月に３２ルーブル/ドル → ６０－７０ルーブル/ドル ・・・ ５０％下落、 ロシアから外国企業が撤退、 当分ルーブル安は続く見込み。
ロシアは、原油・天然ガスにあぐらをかき、他の産業育成を怠ってきたのでこの結果です。 外貨建ての住宅ローン等は今回の通貨暴落で破産。
また、旧ソ連経済再統合（２０１５ １月－）の求心力が大幅にダウン。
しかし、プーチンは強気であり、軍事で出る可能性が強くなってきました。 ・・・ ウクライナをはじめ、近隣諸国を侵略する暴挙に出ると考えられます。ロシアは、欧米諸国はせいぜい経済制裁までと見ています。 ロシアの裏の組織（旧ＫＧＢなど）が相変わらず活発で、リビア、最近ではシリアに、イランと共に兵器を輸出しています。 また、経済的に困ったロシアは、中国に天然ガスと共に、最新の軍事技術を輸出する可能性があります。 また、次のロシアの大統領選は２０２４年で、強権体質のプーチン政権は当分続きそうです。（プーチン 霊的に悪い、オバマは今それほどでもなくなった）
一方、イスラエルは、ハイファ沖８０ｋｍ（レバント堆積（たいせき）盆地内）に世界最大の海底ガス田（タマル天然ガス田、朝日新聞、２００９年開発、２０１３年３月からＬＰＧ供給、レビヤタン・２０１６－）が開発され、電気代は安くなる予定です。 ロシアは、（イラク油田などのイスラエル以外もそうですが、）他国の油田・ガス田を 占有あるいは消滅させ、独自の経済支配を目論んでいます。これに、イスラム諸国の反ユダヤ感情を利用しない手は無いでしょう。 自国のシェール石油・ガスが開発され 中東にあまり関心がなくなってきた米国に代わって、経済的に追い詰められたロシアが、イスラエルに敵対し、積極的に ”偽りの”中東和平締結に向けて動き出すと考えられます。
（＊ ロシアがイスラエルから「略奪」（エゼ３８：１３）しようとするもの： ハイファ沖の大規模ガス田・油田（油田も最近発見された）、 数学オタクの群れ・ＩＴ・軍事技術（もともとロシアから出た分として）、 金融システム、ダイヤモンド等。 略奪なので、核兵器は（持っていくが、）使用しない。 → 後で７年間の核燃料になる。（エゼ３９：１０））
「ペルシャ（イラン）、クシュ（エチオピア）、プテ（リビア）も彼らとともにおり、皆 盾とかぶとを着けている。 ゴメルと、そのすべての軍隊、北の果てのベテ・トガルマと、そのすべての軍隊、それに多くの国々の民があなたとともにいる。」（エゼキエル３８：５、６）
→ そろそろ、終末の重要なイベントである 「ゴグ・マゴグ」が動き出してきそうです。 （→ 聖書改ざん修復（３） の ５） エゼキエル３８：２）
＊ ”イスラム国（ＩＳＩＳ）”のトップは、実は、元 米陸軍大将の ポール・Ｅ・バレーであるという説があります。（米軍の対応も中途半端なわけ。 ９．１１の時も、米コーポレートクラシーとアルカイダは根元で結びついていた） 彼は、 ＮＳＡ創設者の一人、児童を犠牲とする結社 テンプル・オブ・セスのトップ、 にせユダヤ金融、 反ロシア。 安部政権も彼らの言うままです。 コーポレートクラシー（金融にせユダヤ企業統治体）にとってロシア・プーチンは邪魔であり、イスラム国は２０１４年１０/１１に ロシア侵略を宣言しました。 しかし、ロシアは この勢力を粉砕することが予想され、このことは、ロシアが「偽りの中東和平」に向かって動き回るための大義名分になりそうです。（15 １/３１追加）
「エルサレムの平和のために祈れ。 「おまえを愛する人々が栄えるように。」」詩篇１２２：６）
「（アブラハムに） あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。」（創世記１２：３）
日本が大リバイバルし、世界宣教、イスラエル伝道にも用いられること： → 日本の大リバイバルの預言集
また、もう一方の側面として、まさかの日本が、実に、リバイバルするだけではなく、世界宣教の重要な所に用いられることが 語られています。
日本のリバイバルについての聖書預言は、 まず何といっても イザヤ５９：１９ （「日の昇る方」とは、中東の国々ではなく、中国（＝「シニム」（イザヤ４９：１２、４３：５）でもなく、終わりの時代にイスラエルから見た東の果ての国、すなわち 日本）。
日本の伝統的な文化の基盤にあるユダヤ性、また血統的にエフライム、マナセが入っているゆえの祝福として、
・ 創世記４９：２２～２６（ヤコブによる終わりの日の預言）： 「若枝は垣を越える（海外宣教）」、 および、
・ 申命記３３：１３～１７（モーセの祝福）： １．「主からのあらゆる賜物」、２．「野牛の角で国々の民を突き倒していく」
が挙げられます。これは、天皇家が２６００年も存続していること、歴史の節々で進出してきたこと（明治維新、日露戦争、戦前の大陸・アジア進出、戦後の経済進出 ・・・ 出ると強い）に加えて、終末の大リバイバルに伴う海外進出を表していると考えられます。
ただし、日本は、キリシタンを絶滅に至らしめるほど迫害し、また大戦時の 神道強要、牧師の妥協の罪など、主の御前に 驚くほどの 罪深い歴史を持っています。 これらの 罪の悔い改めが、前提として必須です。（ → 日本の罪の悔い改め ）
また、日本や世界のリバイバルのために、韓国・北朝鮮・中国の（本当に良い）クリスチャンとの協調が必要です。（特に、韓国のとりなし、賛美の選ばれた器と ・・・ 賛美リーダーで、無名の、しかし 主の臨在を強力にもたらす韓国の器たちがいました。また、東日本大震災の直前に 東京湾、および 富士山でとりなしの祈りをした 韓国の預言者の群れがいます。）
十字架からすべてがスタートします。 唯一、御子イエス様の十字架によって、罪の赦しがあり、敵意（神との、また、互いの）を取り除くことができます。
そして もう始まっていますが、主のご一方的なあわれみによって、日本人クリスチャンを通して、特に、イスラエル伝道が進展し、世界中に最終的なあかしがなされていきます。
神であり、神のひとり子であるイエス様の十字架の血にこそ、最高の権威（＝力）があります。 「よみ」において、ジョン・ラミレス師（天国と地獄のあかし ４．）の手に十字架があったように、この十字架が私たちの傍らにあることが、不信仰や惑わし、思い煩い、恐れ、汚れ、病を吹き飛ばしてくれる 私たちの勝利です。