十字架信仰の力 ・・・・・・・  2017年巻頭言
                                                           2017 1/5



  7年に一度の「安息年」(2014年9/E〜)と いわゆる「ヨベルの年」(レビ25:10−13: 2015年9月25日(贖いの日) 〜 2016年10月12日(贖いの日))の、「種まきも、刈入れもしてはならない2年間」が過ぎ、最近また 幾つかの出来事が開かれてきました。 ヨベルの年の期間中には、特に 個別の「解放」の働きがありましたが、イスラエル関係では、直接的には「ゴグ・マゴグ」のような大きなイベントは起こりませんでした。 しかし、その元となるいくつかの決定的なな出来事がありましたので、ここで並べてみます。



   2016年9月28日  1994年中東和平合意、ノーベル平和賞の イスラエルの シモン・ペレス元首相が死去。 主の みこころでない中東和平だったので、このヨベルの年が終わって直後の出来事は、イスラエルにとって霊的変化の時となりました。

   前々から、「ゴグ・マゴグ」(エゼキエル38、39)になぜドイツが、と思っていましたが、これで納得しました。 2015年秋から 2015年末にかけて、ドイツに 100万人以上のシリア難民が流入しました。 またトルコも 2016年秋に100万人のシリア難民受け入れを表明。
  このことによって、「マゴグの地ゴグ」につく軍隊のうち、 ドイツ: 「アシュケナズ」(<「ゴメル」)と、 トルコ: 「リファテ」 = パフレゴニヤ人、 「トガルマ」 = フルギヤ人=アルメニヤ人の祖 (<「ゴメル」)(創世記10:3)が、既存の イラン: 「ペルシャ」、 エチオピア、スーダンなど: 「クシュ」、 リビアなど: 「プテ」、 という ロシア:「マゴグ」の軍隊につく国々が揃いました。(エゼキエル38:5、6)
  ドイツ、トルコの難民らは依然、イスラム諸国の一部であり、ロシアの呼びかけに応じて 対イスラエル出撃に大挙して参加すると考えられます。 決して少ない人数ではありません。
  また、トルコとロシアは、シリアのアレッポから反体制派を追い出し、12月28日シリア全土の停戦案に合意し、さらに距離が接近しています。 クーデター未遂(7/15) 45000人粛清。

   「あなた(ゴグ)は、あらしのように攻め上り、あなたと、あなたの全部隊、それに、あなたにつく多くの国々の民は、地をおおう雲のようになる。」(エゼキエル38:9)


   このことにはロシアのはかりごとがあって、基本的にロシアはエネルギー輸出に頼る資源国家であり、天然ガス、石油を送る要衝の地である、
   @ ウクライナのクリミア半島: ロシアからの天然ガスをヨーロッパに送る、
   A シリア: イランからの石油をヨーロッパ方面に送る要の地、  について工作して来ました。
  そして次は、
   B イスラエル・レバノン沖に眠る 埋蔵量世界一の天然ガス田(タマル、レビヤタン天然ガス田(*))を 強奪するために、 まずイスラエルと周りのイスラムの国々との 偽りの”中東和平”を結び、 それからイスラエルを突然裏切って、略奪目的で大軍で押し寄せてきます。 これが エゼキエルによって預言されている「ゴグ・マゴグ」の大事件です。

   * イスラエルの世界最大の海底ガス田(タマル天然ガス田朝日新聞、2009年開発、2013年3月からLPG供給、レビヤタン・2016−)が開発され、電気代は安くなっています。


   2016年11月9日、アメリカ大統領選は 僅差で、共和党から実業家のドナルド・トランプ氏(行政経験も軍歴もない)が当選しました。 しかし、この直前に ヒラリー・クリントンのスタッフの電子メールが流出して、票の行方に大きな影響を及ぼした事件は、実は ロシアのプーチンの指示によるハッキングによるものであることが米情報当局(12/9、CIA(中央情報局))により公表され、まだ大統領のポストにいるオバマ氏はロシアに報復・制裁措置を取るとしています。(12/28)

  トランプ氏は、保守的なポピュリズム(=ナショナリズムの一歩手前)を志向し、今まで民主党・リベラルのもとに 多国籍企業などがやりたい放題だったグローバリズムから引き、大幅な景気対策として五大湖からメキシコなどに出ていた自動車産業などを米国国内に取り戻し、国内の公共投資を大幅に増やし、中国・日本などの輸入製品に高い関税をかけ、オバマケアとTPPを見直し、そして海外に出ている米軍の干渉力や規模を縮小させる(あるいは日本、韓国などから駐留費を全額取る)、と公約しています。 したがって当然 中東からも軍隊を引き上げ、石油利権からも引くことになります。まさにロシアはこの点を目的としてハッキングを行ったと考えられます。
  また、トランプ氏は閣僚、側近を(一部の身内と有名人と共に、)ユダヤ人の政治家・実業家で固め(cf. ⇔ 民主党・リベラルにつく『にせユダヤ』ではない)、一方、ケリー米国務長官は 西岸でユダヤ人入植活動を続けている最右翼のネタニヤフ・イスラエルを非難し、親イスラエルのトランプ氏をけん制しています。

  これで、イスラエルは米国との距離を取り、中東からアメリカの影響力が少なくなり、ロシアが対イスラエルの工作をしやすくなりました。
    * 安倍首相とプーチン(本物か?)との日ロ首脳会談(12/15)も、(北方領土は全く関係がなく、)経済協力と引き換えのハッキング依頼で安倍政権の延命を目的としていた?彼はすでに”ム サシ”を使って大幅な不正選挙をやったという。(→時事2015の2.)
   (プーチン大統領の見分けがころころ変わるのは、影武者が何人かいて、その最悪の人が本人ということ。 次の大統領選 2018年に再選されれば、2024年までとなり まだまだ先。 安倍首相も×。 日本も、 一党独裁になるように工作してきた?)

  * 2013年6月23日 元CIAのスノーデン氏がロシアに亡命し、米国の軍事配備計画を洗いざらい出してしまったので、ロシアはイスラエル侵攻において、どのポイントを押さえれば米軍の反撃を防ぐことができるかを知っていると思われます。(預言的な伝道者ヘンリー・グルーバー師の預言が成就しそうです。↓(**))

   ロシア国内でも、元KGB職員、民主化組織の幹部の暗殺など、ロシアの偉大さを取り戻す人物を装うことにより、プーチン氏のロシア国内での独裁支配が強化されています。

   トランプが当選してから、ロシアはシリアに虐殺に近い空爆を開始し、2016年12月29日 ロシア主導で(・・・ 米国、ヨーロッパ抜きで、) イラン、トルコと、シリア停戦を合意。 中東におけるロシアの指導力が強まっています。 国連もロシア主導のシリア内戦の和平プロセスを支持しています。

   日本が ”駆けつけ警護”に行くことが決まった 南スーダン(<「クシュ」)も、石油により米国の傀儡政権が成立。(中国が投資してきた石油利権をアメリカが横取りした形。パイプラインは南のケニアを通す予定。) これもロシアは狙っていると思われます。


   2017年は欧州で主要国の選挙が相次ぎ、3月にオランダ総選挙、4〜5月にフランス大統領選挙、6月にフランス国民議会選挙、さらに夏から秋にかけてドイツの総選挙が行われます。イタリアも議会が任期満了(18年5月)を待たずに今年選挙が行われる可能性があります。 しかし、ヨーロッパでは特に、経済の停滞と 2015年からの難民の流入が原因となって、フランス、オランダ、ドイツ、イタリアで極右・ポピュリスト政党が大躍進しそうです。 (ドイツではヒトラー自叙伝の”我が闘争”が2016年1月からの1年間で9万5千部売れてベストセラーになっていて、ここにも全体主義に変化しつつある傾向が見られます。) 一方、イギリスは、2016年6月の国民投票により、今年3月までにはEU離脱予定。

  * 終末の反キリストの国は、 大きな赤い竜(新生した共産ロシア) + 10本の角(ヨーロッパの10か国) (黙示録12:3、13:1)で構成され、今回のヨーロッパの急展開によって その基本形が出来上がっていきそうです。


   日本国内では、 平成天皇の生前退位の”お気持ち”発表(8月8日)。 生前退位によってフリーな立場になり、天皇が自らクリスチャンであることを告白するなら、右ならえで信じる人が大勢いる。 このように、日本のリバイバルに向けて一歩前進した時期でもありました。(一代限りの退位特例法2017年6月、18年末85歳で退位 の予定)

   10月27日、三笠宮様が亡くなりました。(100歳) 彼は昭和天皇の兄弟で、古代オリエント学(特に、トルコのアナトリア文化)の研究をされ、(故出光佐三氏(出光興産)とともに)、中近東文化センターの設立にかかわり 名誉総裁を務められました。 対イスラエルについては、イスラエル親善協会を後援されましたが、政府の反対により イスラエル訪問は実現しませんでした。 イスラエルの学者との交流(アミシャブのラビ・アビハイル氏 等)もあり、日猶同論的な議論もされたようです。(ただし日ユ同論には反対の立場))
  (三笠宮の霊の見分けは〇(死後 固定される)なので、おそらく兄の昭和天皇(〇、救われている)が伝道して、”隠れクリスチャン”(?)になっていたのだろうと思われます。)

   また、大和カルバリー教会では、大物の仏教の僧侶が救われたそうです。 ((追加) その約一か月後の11月20日、西日本の高僧であるその人の葬式(93歳)が行われました。主日第3礼拝・1:01:40−1:02:10) 召される前に信じたそうです。大和カルバリーにはその人の子供が教会員でいます。)



  今後は、比較的速やかに、
  ゴグ・マゴグ主の介入による同士討ち、ゴグ・マゴグと同盟国の軍隊壊滅(エゼキエル38:18−23)
  → イスラエルの領土拡大(創世記15:18、 エジプトの川(紅海・スエズ運河) 〜 ユーフラテス川まで)
  → 残りの十部族帰還(エゼキエル37:12、19、 ホセア14:7、 イザヤ49:21 等)
     また、イスラムは追放され、エルサレムの神殿の丘のモスクは壊され、”第3神殿”(幕屋と神殿 7.)が建てられ、AD70年の陥落以来 約1950年ぶりにユダヤ教の儀式が行われる。 (ただし、この第3神殿は、すぐ後に現れる 終末のにせ預言者によって、反キリストの像が据えられ、エルサレムは大バビロンと化すことになります。)

  また、異邦の世界は、上記の米国、ヨーロッパの影響により世界的なナショナリズムの方向へ進み、
  「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、」(マタイ24:7))
  最終的には、「この御国の福音は全世界に宣べ伝わり、すべての国民にあかしされ、それから終わりの時が来ます。」(マタイ24:14)、
  「異邦人の完成の時」(ローマ11:25)   ということが成就します。

  聖霊様の著しい働きによる異邦人宣教が完成してしまうと、今度は イスラエルが、迫害と共にリバイバルします。(前3年半の 小艱難期(黙示録12:1−6))


   ** ヘンリー・グルーバー師2013年11月4日メッセージ ・・・ ロシアの世界進出の予告、幻;(1986年12月14日、at.北ウェールズの古城・イーグルタワー; 小石 泉師の著書より、 ソ連崩壊(1991)以前)
  ロシアのムルマンスクから潜水艦の群れが出て、アラビア海とペルシャ湾に向かい、アメリカの東海岸にも西海岸にも並んでいて、主要都市にミサイル攻撃する。それは、武装を減らしこの世は平和だ安全だと言っている時に起こる。この時イスラエルを取り巻く12〜14のアラブ諸国を援助する。アメリカが再び中東に大軍を送る時、不意を突かれる。
  (リンク: → 預言の詳細ページ   (* (Lebedという名前の人?) アレキサンダー・レベッド: 1996年のロシアの大統領選に出馬し14.5%の票を得た軍人、2002年軍のヘリコプター事故で死去(暗殺?、プーチンは2000年から) ・・・ この人物によっては成就しなかった


 





  イエス様の十字架、福音の 分かりにくい所、誤解されやすい所を挙げてみました。 「福音」というものをもう一度整理してみようと思います。


  1. 御子イエス様の十字架とは、三位一体の主が、罪人である私たちに代わって ご自身の腕を打ち叩いたようなものです。 十字架の贖いを信じるは誰でも 「救い」を受け、救われた時には「聖霊様」が瞬間的に私たちの心に入ってくださいます。 旧約時代と違って、何度も罪のための犠牲の動物をささげる必要はなく、捧げられた犠牲が 実に 神のひとり子であり、神ご自身だったので、ただ一度の十字架の贖いで、信じる者はだれでも無条件に「神の子」とされます

  ここで、信仰を深めるために、聖餐式や 水のバプテスマ、過ぎ越しの祭りなどを行うことは 主に喜ばれることですが、その逆はやってはならないことです。 今は完全な捧げものがささげられた後なので、救いの条件として、十字架以外のもの(律法の行いなど(ガラテヤ書))を付け加えるならば、それは十字架を冒涜する行為であり、霊の異なる異端です。(異端とは救いの教理が違うものです。) ex) ・・・ セブンスデー異端

  2. 御子イエス様の十字架により、人は どんな罪をも許され、だれでも信じるだけで救われますが、それだけで絶対的に天国に行けるとは限りません。 この点は多くの人が誤解をしています。(実際、落ちた人々もいます。) もし、信仰の生涯において、主から離れてしまえば、(許されない罪を犯すまでもなく、)「救い」を失ってしまいます。 死の直前に信じた人のほうが(天に宝はないとはいえ、)確実に天国にいます。 十分の一献金や教会員であること、水のバプテスマを受けたこと などは、救いの条件と関係ありませんが、最後まで聖霊様がとどまり(「聖霊が保証」(エペソ1:14))、イエス様につながり(ヨハネ15:4)、個人的に主との交わりがあることが条件です。

  3. 使徒信条の、地の下にある”よみに下り”の部分は、ハデスやゲヘナではなく、パラダイス(ルカ23:43、あるいは アブラハムのふところ(ルカ16:22))です。 御子イエス様は、十字架の死後 パラダイスに行かれ、ノアの洪水時に滅ぼされた(おそらく原罪の無い)人々と、旧約時代の聖徒たちの霊に 福音を宣べ伝えられ、復活の時に 彼らの霊を天に引き上げられました。(「きょう、あなたはわたしとともにパラダイスにいます。」(ルカ23:43)) (一方、ハデスにいる、洪水の時信じなかった人たちの霊には みことばを宣言された。)
  十字架以降の 現在の”新約時代”では、主にあって死んだ人の霊は、直接 天に行くことになり、パラダイスは空(から)です。
  (* ノアの洪水以前の救われた人々とは、ネアンデルタール人の可能性があります。ノアの箱舟では”動物”扱い? 日本人に免疫などにネアンデルタール人のDNAの恩恵が入っているそうです。)

  * よみ(シェオル、(広義の)よみ) >
   パラダイス(Paradise、旧約時代の救われた信者が行く暫定の場所)、
   ハデス(Hades(あるいは単に hell)、信じなかった人が行く所、獄吏(悪霊)によって 「主のさばきの御座」の時まで生前の行いに応じて拷問、堕落を受ける)、
   アビス(Abyss、「底知れぬ所」(ルカ8:31、黙9:1、20:3)、罪を犯した御使いが一時的に閉じ込められる所。サタンも千年間ここに閉じ込められる。)、
  cf. ゲヘナ(Gehenna、「火と硫黄の池」。(ベン・ヒノムの谷が予型)  本質的にハデスやアビスとは異なる所で、元々 (天地創造以前に)罪を犯した御使いが投げ込まれるように定められた所。 霊的な最終処理場。熱に強いうじが尽きない。 死も ハデスも 最後にはここに投げ込まれる。(黙20:14) 残念ながら信じなかった人々の霊も。(20:15)

  御子イエス様は、十字架上で 一時的に 御父と切り離され、「エリ、エリ、ラマ・サバクタニ」と叫ばれた後、死の直前に 「父よ、わが霊を御手にゆだねます。」(ルカ23:46)と語られたとおりに、御父との関係が回復しています。 贖いは、十字架上で 完全に「完了した」(ヨハネ19:30)のです。

   注) 主がゲヘナを通られ、サタンの性質を受けられた とする説があり、これは完全に異端です。 ・・・・ ケネス・コープランド異端、 米国のケネスヘーゲン・ミニストリーを通して結構広く流布している。  ⇔  「主は昨日も今日も変わらない。」「ご自身 惑わされることのない方。」
   また、「死んだ人々にも福音が宣べ伝えられていた」(Tペテロ4:6) は、Tペテロ3:20の ノアの洪水によって滅ぼされた霊たちの事であり、”セカンドチャンス論(×)”を言っているのではありません。


  4. 「わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。」(ヨハネ10:27) とあるように、主の声を「聞く」ということは クリスチャンとしての存在自体にかかわる重要な問題です。 もし、今まで一度も主の御声を聞いたことがない人がいるなら、どうぞ「救い」を確認してください。 主は、本質的に、「言葉の神」(ヨハネ1:1)です。 そして御国とは、その言葉の神である主が臨在される所です。 ペンテコステ・リバイバルの時も、アズサ・リバイバルの時も、聖霊様が臨まれたとき、異言、預言などの言葉の祝福が伴いました。
  だれでも救われた時は一度は主の御声を聞いているはずですが(”信じるか?”、”汝の罪は赦されたり”など)、地上の生涯の最後まで言葉による主との交わり(コミュニケーション)があることが必要です。 このことは、今生きている間に主のことを成し遂げ、天に宝を積むだけではなく、「救い」そのものにも関わってくることです。


  * 旧約聖書でも、「聞き従う」と訳されている言葉は、単に「聞く」という言葉に置き換えるべきです。
   すべてにおいて、主の言葉を 「聞く」 ということに、ポイントがあります。(「聞き従う」(×)、 「聞く」(○)、 「従う」(×)、 「信じる」(○))

   「あなたが わたしの声に 聞いた(シャマータ < シャマア、聞く)ゆえに、地のすべての人々は あなたの種(単数・キリストのこと)によって 祝福される。」(創世記22:18)、
   「 ・・・ 預言者(単数・キリストのこと)を立てる。私(モーセ)へのように 彼に聞きなさい(ティ シェマーオン、聞く)。」(申命記18:15)
   「もし、あなたがたがを恐れ、主に仕え、主の御声に(ベ コーロー < クール、声) 聞き(ウ シェマアテム、聞く)、の命令(ペー、直:口)に逆らわ(マラー)ず(ロー)、また、あなたがたも あなたがたを治める王も、あなたがたの神、の後ろに(アカル)ある(アル、on ついて、above 上に)なら、」(Tサムエル12:14)
   「の御声(クール、voice)に聞く(シャマア、hear)ことほどに、全焼のいけにえ(→ 献身)や その他のいけにえ(→ 奉仕)を喜ばれるだろうか。 見よ。 聞くことは、いけにえにまさり、心に留める(カーシャヴ、heed、hear)ことは、雄羊の脂肪にまさる。」(Tサムエル15:22)
   「そして彼らに言われた。 あなたがたが聞くことに心に留めなさい。 あなたがたが 与える量りによって、あなたがたも量られる。 そして 聞くあなたがたに、さらに与えられる。」 (マルコ4:24)   (日本語、アレキサンドリア型では、「聞く」が脱落)
   「聞く耳のある者は聞きなさい。」 が福音書でかなり削除されている。 黙示録の7つの教会ではすべて書かれています。
   「御子を信じる者は永遠の命をもつ。御子に(従わない者は(×))信じない者は(○)、命にあずかることがなく、神の怒りがその上にとどまる。」(ヨハネ3:36)
      ・・・・  信じる とは、御子の語られる神の言葉を 「聞いて」、「信じる」ことです。(ローマ10:17) 人の言葉に盲従するなら、それはカルトです。 信仰の土台は、神のことばです。そして、神のことばが、すべてのことを成し遂げます。(イザヤ55:11)

  ** ニコチン、薬物、精神病薬なども「聞く」ことを妨害します。これらは、脳内の 最も神様と近い部分(=神様の”報酬系”)の間に”偶像”を置くことと同じです。 それゆえこれらはどんな手段を通してでも止めるべきです。( → 脳報酬系


  5. これらに加え、世の終わりの時代には、「救い」の存続にかかわる危機が訪れます。
  反キリストによる迫害のため、キリスト教勢力は砕かれ、目に見える形の『地域教会』は地上から消え、霊的な『普遍的教会』だけが残ります。そのような状況で、「その日悲惨なのは(身重の女と)乳飲み子を持つ女です。」(マタイ24:19) とあるように、聖霊様に満たされず、「救い」の信仰だけにとどまっている人たちは(その1タラントだけの)「救い」を失う危険があります。 聖霊のバプテスマを何度も受け(「予備の油」(マタイ25:4))、主に「聞く」信仰を持っていることが、成長した”大人のクリスチャン”の条件です。 毒麦や万年求道者なども、少なくともこのときには教会にいるべきではありません。(昔の”転んだ”キリシタンが 最もキリシタンを迫害した といわれます。)
  世の終わりになって、状況が悪くなっているときに、失望しないで信仰を守るかどうかが、勝利のポイントです。

   「人の子が来た時、果たして その信仰(冠詞付き) が見られるだろうか。」(ルカ18:8)

と、主が心配しておられた「信仰」とは、前節までにあるように、(夜昼と)祈り求め、主の答えを聞いて、その成就を見る、という信仰です。(ルカ18:1−8)  cf. 救いの信仰は、・・・これも偉大な真理ですが・・・ 差し出されたものをだた受け取るだけ。

  前回のひな型である、エルサレム陥落の時の事が参考になります。(ルカ21:20) AD67年にローマ軍がエルサレムを取り囲んだ時、主の聖徒たちはエルサレムを脱出して デカポリスのペラに移住したのも(→ 十字架信仰2015)、ヨセフォスの言葉によれば事前の”託宣”(=預言のこと)によったそうです。(「山々に逃げよ」といっても、マサダやシナイ半島ではなかった!)
  正しい脱出先を確保するため(人間的的な備えをするのではなく、)あらかじめ主からの言葉による指示をいただく必要があります。 この時は残念ながら逃げる時が「冬」になってしまい、脱出後の予後があまりよくありませんでした。 私たちはその日が「冬や安息日にならないように」祈っていかなければなりません。 マタイ24:15、マルコ13:14はまだ成就していません。(→ 新約・各論・マタイ24:15) また、殉教が語られている人たちは、”痛み 苦しみ はずかしめ無く、瞬時に御使いによって天に携え上げられますように”、等の祈り備えをしておくべきです。






  (追記)

  ・ 1/28記:  トランプ氏が、エルサレムにアメリカ大使館移転を、5月頃 決断しそう。(すでに米議会が1995年に可決、歴代大統領は決議を半年ずつ伸ばしてきた。エルサレムには大きな総領事館があり、看板を変えるだけ。) もしこれが実現すると、中東戦争、米国内テロ・9・11の再来、ヨルダン(パレスチナ人が多い)の現 新米政権が倒れ、サウジ、カタールにも反米ドミノが進展。IS活発化。 日本も影響を受け、東京テロ、中東石油が入って来なくなる、などの影響が出そう。 
  そしてロシアがこれに乗じて、偽りの中東和平に向けて動き出します。

   →  6/1 移転を延期(議会の決定は済み・ 大統領権限により執行停止を半年ごとに更新)


  ・ 3/21: デイビッド・ロックフェラー死去(101歳、3代目)。 20世紀後半の反キリスト的な世界経済の支配者(銀行家 + にせユダヤ、聖書改ざん・異端)、2008年のリーマンショックで事実上 力を失う。 ・・・ 時代の変わり目にふさわしい出来事となった。
     ・ 2017 4/20、彼の下部組織である 異端のエホバの証人( ロシアに17万5千人いる)は、ロシアで 過激派団体に認定され、1.活動禁止、2.財産没収、となった。

  ・ 3/16: オランダ下院選は、与党・自由民主党(VVD)が勝利し、極右・自由党は敗退した。 ・・・ ヨーロッパの反キリスト化はもう少し後。
  ・ 3/29: イギリスのメイ首相がイギリスのEU脱退通知に署名。 ・・・ パテロス島(エゼ29:14)

  ・ 3/28: 福井県の高浜原発3、4号機稼働を大阪高裁が1年ぶりに許可。関電は早ければ4月末から稼働。 MOX燃料・プルサーマル方式。 ・・・ 2011年幻で、福島と同じ大きさで色の違う円 の予告あり。 → 滋賀・京都あたりまで大規模なプルトニウム汚染。 ヨウ素やセシウムと違って除去が難しい。

  ・ 4/19: 見分けの器(学生・男)が春休みに東京へ行った時、都心部の人々の見分けがほぼ100%悪かったので、ほとんど死ぬ と考えられ、約2年後の大地震との関連が考えられる。(cf. 去年の暮れの 大阪、神戸は、人々の見分けは東京ほど悪くない。)

  ・ 5/8: フランス大統領選は、一時期優勢だった 反EU・極右(国民戦線)のルペン氏(マリーヌ・ルペン、48)を、マクロン氏(エマニュエル・マクロン、前経済相・独立系、39、最年少)が破り当選しました。 オランダに続いて極右は破れ、まだ ヨーロッパの反キリスト化は先のようです。(ゴグ・マゴグはもうすぐ)

  ・ 6/7: 中東諸国におけるロシア発の偽ニュースにより カタール危機

  ・ 6/15 戦中の悪法中の悪法である ”治安維持法”にも匹敵する、共謀罪の構成要件を厳格化した”テロ等準備罪”を新設する改正・組織犯罪処罰法(=いわゆる 共謀罪法)が 強行採決で成立。 これで、『信教の自由(憲法20条)』、『内心の自由(憲法19条の 思想及び良心の自由)』が脅かされる可能性が出てきました。 一部の犯罪をもいとわない強硬な一派と、うっかり連絡を取ってしまったことが知られると、共謀罪に問われます。
    ・・・ 右傾化。ただし、共産主義の常とう手段として、仕事により忙しくさせることによって、人々が考える時間を与えないようにする。  ・・・ 日本の「ツロ」化が進められている

   (また、薬事法が改められ、”薬機法(やっきほう ・・・ 当局は躍起になっている?)2014−”が定められ、新規で出すようなサプリや化粧品、簡単な治療器なども厳しく摘発され、罰金が最大500万円(あるいは5年以下の懲役)と異常に厳しくなっている。 安全性強化の名目で、医薬品のような効果を謳った化粧品」や「医薬品のように見せかけた健康食品」などの摘発。)


  ・ 10/8−(10/17−峠越えるがまだ延焼中): カリフォルニア州北部(サンフランシスコの北)で1933年超え過去最大規模の山火事。 ナパ郡、ソノマ郡、サンタローザ周辺で、ワイナリー、住宅街など16ヶ所の大規模な焼失、 (10/15時点で)40人死亡、200人以上行方不明、土地864平方キロ、建造物約5700棟が焼失、10万人避難中。 
  すぐ近くのソノマ郡 モンテ・リオ(Monte Rio、山火事地域よりも海岸寄り)にある、ボヘミアン・クラブ(1872−、モレク崇拝(アモン人の偶像神・子供の人身御供)の悪魔崇拝儀式、12mのフクロウの像がある、 毎年7月に イルミナティー、ビルダーバーグ、ハリウッドスター、欧米企業トップ、金融、米政治家、ロサンゼルスとサンフランシスコ市長、芸術家などが集まる)の所まで延焼したもよう。
   ● 山火事の地図
    ・・・・  「西のほうから 主の御名が、日の上る東のほうからは 主の栄光が 恐れられる。」(イザヤ59:19)

  ・ 11/6: 7/21 サウジアラビアの電撃交代したばかりの ムハンマド・ビン・サルマン皇太子(新国王、32)が、汚職摘発の名目で、王子たち11人、閣僚4人、元閣僚数十人を拘束しました。 この際、彼ら富豪の富を何兆円も没収。 来日中のイバンカ氏は株の件で帰国するほど。  5日夜には王子一人を乗せたヘリが イエメン国境付近で墜落しています(暗殺)。
  現在の所、サウジは親米、反イランですが、国交の多角化を目指し、アメリカ離れが進みそうで、原油価格の件でロシアとも国交を強めています。(日本には2016年9月に来日。今年3月、サルマン国王が1千人超のスタッフを連れて来日。  宗派対立によるイエメン空爆で イランとの対立が深まった。 ISの勢力はほぼ制圧され、むしろイエメンが問題。)
   ● 666の計算


  ・ 12/6 米国トランプ大統領は、ついにやってくれた! パレスチナ自治政府(アッバス議長)、トルコ(エルドアン大統領)、フランス(マクロン大統領)、サウジアラビア(サルマン国王)、ヨルダン(アブドラ国王)、エジプト(シシ大統領)等の猛反対を押し切って、米国はエルサレムを首都と認定し、エルサレムにアメリカ大使館移転するよう指示した。 これで、の計画通り、ゴグ・マゴグ、大リバイバル、終末 へと、加速度的に進んでいくことになります。





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