預言を含めた終末の流れ
                         ・・・・・ 主としてリック・ジョイナーの預言による



 前述の、みことばによる終末論の第1期を、さらに詳細にリック・ジョイナーの預言で展開してみたい。


        


 第1期: 1. リバイバルの初期に、地震、戦争、ききんなど (マタ24-8) ・・・ 1)*
       2. リバイバル時 (マタ24-9〜14)
                    @ 迫害・不法 ・・・ 2)*
                    A 預言的あかし
                    B 全世界に福音が宣べ伝えられる ・・・ 3)*
         ・ 大宣教命令 〜 あらゆる国へ行って弟子とし
          (聖霊の)バプテスマを授け教えなさい。(マタ28-19、20)
         ・ 聞き従いと御霊の賜物による間接的伝道(ヨハ4-4〜42)
         ・ TVなどのメディアも大いに用いられる(ダニ12-4の別訳)

 第2期: 終わりの時 ・・・ 反キリスト(ロシア・ヨーロッパ)と
           にせ預言者(バチカン→エルサレム)の表立った世界支配(後3年半)
                  愚かな娘(幼子・律法的クリスチャン)へのさばき
                       ・・・ それでも選ばれた者が多くいる(マタ24-22)
           (迫害者サウルの悲惨な死に方、しかし、それでも主に油注がれた者)

 第3期: 天変地異とキリストの再臨(*)



 1)* まず日本に大地震 → その後、立て続けに、アメリカなど世界中に大地震。
    これらの多くは地震学者の予測と一致しない所に起こる。
    東京大地震は壊滅的で、どのビルも残らず、史上最大の地震となる。
    → このため、世界経済は崩壊する。

 2)* 黙示録13章の前段階の成就。
    教会内・外の反キリストによる不法とさばき。(Tペテ4-17)
    666は人間礼賛主義(サウル、イシュマエル)。
    指導者に対する偽りのスキャンダル、殺される者もいる。(ダニ11-35)
    これらのさばきによる聖徒の整えは、その後の大リバイバルに用いられる。
    最も厳しい迫害は、今信仰の自由を享受している国々に起こる。
    ロシア・中国・イスラム圏に、御力に満たされた使徒団が起こされ、
    迫害の只中にある世界中の教会を力付ける為に遣わされる。

    ・ ドイツとスウェーデンは犠牲を払って、迫害下のユダヤ人を受け入れる国となる。

    ・ 共産化する国々; 共産主義は一時解体するが、
    すぐに、韓国、フィリピン、メキシコ、アフリカの大半が共産化する。
    しかし、所により、かえって反キリスト的教会を弱め、
    真のクリスチャンにある程度の自由を認める。
    このとき、共産主義は全体主義に近い。自由主義も急進的になる。(**)

    ・ ローマ・カトリックのリバイバル; 連続した2人の法王(1992幻)
    一人は、福音的・カリスマ的信仰を迫害するが、不面目な結果になる。
    もう一人は、ヨシヤ的(U列22〜)に偶像を取り除き、カトリック内にリバイバルをもたらす。
    それは、他の教会にも大きな影響をもたらす。しかし、その絶頂期に抹殺される。

    ・ アブラハムの祝福の回復;(創12-3)(***)
    ユダヤ人は世界中どこにいても、”福音の敵”という使命を果たすように用いられてきた。(ロマ11-28)
    5職の回復(****)の最後の使徒たちが、現実の国家としてのイスラエルに宣教
    世界中、反ユダヤ一色となり、ユダヤ人の強制帰国や殺戮が全世界で行なわれる。
    クリスチャンも彼らをかくまうため迫害を受ける。(エレ16-14〜16)

 3)* この時、ロシア・イスラムなどがイスラエルへ進軍。(エゼ38、39)(*****)
     → しかし、主の御手による彼らの大敗により、
    イスラエルは有名になり、迫害は止まり、大リバイバルが起こる。


 *  艱難期前携挙説 〜 いかにこれが霊的備えを無くさせ、クリスチャンをなまぬるくさせているか。
 1830年以前は存在しなかった教理で、スコットランド出身のマーガレット・マクドナルドという一婦人の幻が出所。それを、何人かの神学者が宣伝した。確かに聖書だけで完全に否定する事は難しいが、福音書には全く述べられていない。
    ・ 賛成の立場; スポルジョン、ジョージミュラーなど
    ・ 反対の立場; ジョンウィクリフ、ジョンウェスレー、(マルティンルター)など

 **  〜主義(−ism)は、全て大元は人間主義(人本主義)であり、善悪の知識の木から出ている。

 ***  イスラエル教会とは、一方に起こる事が他方にも反映される関係にある。
 ・ 1948 イスラエルが主権国家となる 
           → この時期、 ・ いやしのリバイバルが世界中に起こった。
                     ・ ビリーグラハムが伝道開始
     ・ トルーマンは反対を押し切ってイスラエルを正式な国家として承認
           → 彼の出身地ミズーリ州(カンザスシティー)がアメリカのリバイバルの中心となる。
     ・ アンワー・サダトも猛反対を押し切って承認
           → エジプトのリバイバルの予告(イザ19-19〜25)
 ・ 1967 イスラエルがエルサレムを奪還
           → 聖霊のバプテスマの世界的な回復
 ・ 2つの枝が一つになる時(エゼ37-16) ・・・ ユダとエフライムとは、ユダヤ人と教会

 **** 5職(使徒、預言者、伝道者、牧師、教師)の歴史的回復は、
 牧師・・・宗教改革時(16c)、伝道者・・・(18c、ウェスレーなど)、教師・・・カリスマ・第3の波以降、次に預言者、最後に使徒、の順になる。

 ***** その後、ロシアはもう一度イスラエルに侵攻し、にせ預言者がエルサレムに荒らす憎むべきもの(反キリストの偶像)を据える。この時、かつてイスラエルの信者たちがヨルダン川の反対側(ペレヤ地方)へ避難したように、山(荒野)へ逃げる。



※ 「イスラエル・トゥデイ」(日本語版・2003・9創刊) イスラエルの情報誌。一般的な報道では日本にはイスラエルの情報がかなりねじ曲げられて報告されています。イスラエルトゥデイには、エルサレム直送の正確な生の情報が掲載されています。(創刊号は無料、年間購読8900円(税・送込み))
   http://www.harvesttime.tv/israel_today/ ハーベストタイム・イスラエルトゥデイ日本事務所


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