5. ペインクリニックの実際:  ・・・ 緩和ケア (+ 鎮痛・麻酔)



  意識や運動神経、自律神経などに影響しないで、感覚神経による温痛覚だけをブロックする方法を 「鎮痛」と呼ぶ。  cf. 麻酔 ・・・ 手術しやすいように、局所麻酔でも不要な反射運動(筋肉、内臓)等を止め、全身麻酔では意識も失わせることも含め、感覚を麻痺させる。 全身麻酔は、大脳皮質 → 間脳(視床、視床下部) → 中脳 ・・・ のように、上から下の順に、意識消失する。


  (1) 鎮痛剤:

   1) 非オピオイド:

  ・ アセトアミノフェン ・・・ 古くからある頓服鎮痛剤で、 片頭痛、歯痛、腰痛、生理痛、関節炎、外傷などや、中規模までの手術後の除痛に、幅広く用いられる。 ただしそのメカニズムは未だよくわかっておらず、 アスピリンが  COX3阻害 → プロスタ グランジン抑制 → 抗炎症・鎮痛  なのに対し、
    1) 視床下部の体温中枢 → 体表の毛細血管拡張 → 解熱、  2) 視床・大脳の痛覚閾値(しきいち)上昇( ただしメカニズムは不明) → 鎮痛
と考えられている。

   2) オピオイド:

  ・ コデイン(弱オピオイド) ・・・ 10%が肝臓でモルヒネとなる

  ・ モルヒネ ・・・ 現在も通常用いられる。 ガン性疼痛外傷などの 鎮痛・鎮静剤、 皮下注射・経口、 麻薬であるが疼痛がある場合は依存性を形成しない、 μ1受容体(優先的に結合・脊髄より上))、μ2受容体(脊髄より下)に結合、 (副作用) 便秘、呼吸抑制(μ2)

  ・ フェンタニル ・・・ 鎮痛効果強い、半減期短い、 μ受容体に選択的に働く、  皮下・経口・パッチ

  ・ オキシコドン ・・・ μ、κ受容体に結合、  μ2受容体への親和性が弱いので便秘・吐き気が少ない 

   ● オピオイド・ローテーション: ガン性疼痛3段階目で、 モルヒネ、フェンタニル、オキシコドンの3つは、互いに変更可能(拮抗性麻薬ではない)で、副作用の改善や投与経路の変更ができる。 神経因性疼痛などにはオピオイドだけでは不十分であり、鎮痛補助薬(発作性: 抗けいれん薬、 持続性: 抗うつ薬)を一緒に使うとよく効くことがある。

   ● 肺がんや 尾部に原発したすい臓がんが 神経叢(そう)を圧迫・浸潤したり、転移 骨ガンなどの場合、オピオイドの効きが悪い。 オピオイドが効かない頑固な痛みに対する神経ブロック法としては、無水エタノール(5mlなど)、フェノールグリセリン等の神経破壊薬注入で これらの神経叢などを永久的に死滅させることがある。



  (2) 麻酔剤:

   1) 局所麻酔: 電位依存性ナトリウムチャネルを閉じる。

  ・ リドカイン ・・・ 構造的には コカインの派生体。 シナプス受容体に働くのではなく、神経線維そのものに働き 伝達を止める。 ナトリウム・イオンチャネルが開いた時(*)に結合して、神経線維への Na+ の侵入を阻害、脱分極を阻止し、神経伝達を止める。 そのため、細い神経から順に麻酔されていく。(血管運動神経、温痛覚、触覚、圧覚、運動の順)  0.5−2%のリドカイン製剤が、表面麻酔・浸潤麻酔・伝達麻酔(歯の麻酔など)、脊椎麻酔、硬膜外麻酔に用いられる。 静脈・皮下注射、外用、塗布など  (* cf. テトロドトキシンは刺激が来なくてもすべての神経を止め、呼吸も止める)

   2) 全身麻酔:  (手順) (入室前の前投薬・最近では行われないことも多い ・・・ 入室30分前・筋肉注射; 鎮痛・鎮静剤(ペンタゾシン) + 抗コリン剤(アトロピン、スコポラミン; 分泌抑制、反射抑制) →) (手術室入室) 硬膜外麻酔や腰椎麻酔など → (意識消失) 静脈注射; 入眠剤(バルビツール) + フェンタニル(合成麻薬) → 気道確保、気管挿入、人工呼吸、筋弛緩剤 → 吸入麻酔(セボフルラン等、近年では笑気は使わなくなった) or 静脈麻酔(連続)

  ・ ペンタゾシン ・・・ 非麻薬系 鎮痛・鎮静剤、 中枢神経のオピオイド受容体(μ、δ、κ)のすべてに作用、 ( 注意) 高濃度で モルヒネ(μ受容体結合)と拮抗するので、ガン性疼痛には使えない)
  ・ フェンタニル ・・・ (上記の通り)



  (3) ペインクリニック

  早期社会復帰QOL改善Quality of life、生活の質)の目的で、 疼痛に対する、 神経ブロック(基本的に麻酔科医が行う)、各種保存療法(高周波熱凝固法(RF)、パルス高周波法(PRF)、脊柱管内治療・椎間板内治療・椎体内治療、理学療法、薬物療法、心理療法 などを行う。


    神経ブロック 異常が起こっている患部に直接針を挿入し、薬剤を注入

        ・ 星状神経節ブロック: @ 局所麻酔薬を注入し、交感神経の機能を一時的に抑制 → 血管を拡張して血液の流れを改善 → 痛みの慢性化対応(頭痛、帯状疱疹痛、幻肢痛、顔面神経麻痺、アレルギー性鼻炎、頸椎・椎間板ヘルニア などの、痛みや、しびれ、麻痺、血流障害などをきたす疾患が対象)
                        A 近赤外線照射 ・・・ 高出力の近赤外線を皮膚を通して星状神経節に照射、 患者への負担が軽い

        ・ 硬膜外ブロック:  脊髄を取り囲んでいる一番外側の膜と黄色靭帯との隙間(硬膜外腔)に局所麻酔薬(リドカイン、メピバカインなど)を注入。胸椎、腰椎でよく使われる。 無痛分娩にもよく用いられる。(最近 死亡事故があった!)

        ・ 脊髄くも膜下麻酔: クモ膜下腔に局所麻酔薬(ブピバカイン)を注入し、脊髄の神経根(前根、後根)のみをブロックする方法。(脊髄自体にはほとんど効果はない。)

     神経因性疼痛の カウザルギー ・・・ 外傷により神経が損傷された後、灼熱感を伴う痛み、アロディニア、痛覚過敏などがみられる。 血液検査やX線写真、MRIなどでは異常がみられない。
        ・・・ 効果的な鎮痛は確立されていない。 (* 筆者注) 「霊的」な要因による(↓ 6.))



   ● リガンドと 受容体のまとめ:

μ受容体(μ1、μ2) δ受容体(δ1、δ2) κ受容体(κ1、κ2) (σ受容体(除外)
(内因性オピオイド) βエンドルフィン エンケファリン ダイノルフィンA
古典的アゴニスト モルヒネ、 コデイン
選択的アゴニスト フェンタニル、 オキシコドン オキシコドン
非選択アゴニスト ペンタゾシン ペンタゾシン ペンタゾシン
(非選択アンタゴニスト) (ナロキソン)痛覚増強 (ナロキソン) (ナロキソン)
   生理作用 鎮痛(伝達物質遊離の低下
鎮咳、鎮静、プロラクチン分泌
/ 痒み、眠気、縮瞳、尿閉
多幸感、身体・精神依存
/便秘(μ2、消化管運動低下)
/呼吸抑制(μ2)
(特にフェンタニル:結合力 μ1>μ2
  便秘・呼吸抑制 起こしにくい)
鎮痛
(伝達物質遊離の調整
/多幸感
/徐脈、呼吸抑制

鎮痛・鎮静・鎮咳
/利尿
/嫌悪感幻覚・妄想
・悪夢・不安・離人感

(* 痛みがあるとき、側坐核の
ドーパミンが減少し依存性を無くする)
鎮痛・鎮静
運動失調
/幻覚、
気分変調
   脳内分布 μ1: 橋−延髄(青斑核(A6)、
側坐核)、
中脳(PAG腹側被蓋野(A10))、
視床、 扁桃体、海馬、黒質(A9)、
線条体、視床下部、大脳皮質
μ2: 一次感覚神経、脊髄後角
δ1: 脊髄後角
δ2: 中脳、側坐核、
扁桃体、線条体、大脳皮質
κ1: 脊髄後角、
κ2: 橋−延髄(青斑核、
孤束核(A2))
中脳、視床、側坐核、扁桃体
海馬、線条体、視床下部
   作用機構 Gタンパク(Gi)活性化
→ AC(アデニル酸シクラーゼ)抑制
→ カリウム・イオン増・過分極
VSCC(電位依存性Ca2+チャネル)抑制
Gタンパク(Gi)活性化
Ca2+チャネル閉鎖
チャネル開口
Gタンパク(Gi)活性化
Ca2+チャネル閉鎖
チャネル開口
Gタンパク(Gi)活性化
Ca2+チャネル閉鎖
チャネル開口
   その他 κは女性に多い(性差)






  6. ”痛み”という たましいの特性の意義: ・・・ 「福音(ふくいん、「良い知らせ」の意味)について:



  Aδ線維から大脳皮質感覚野(3、1、2野)の第W層の星状細胞が密集している所に投射される といっても、科学では、”つまり そうなっているわけだ”と言えるまでで、なぜ不可避な”痛み”があるのかについては 納得のいく説明ができない。 星状細胞は3次元方向の長い枝を出さず 等方的だから、想像をたくましくして、”4次元方向”に刺激を伝えているのだろうか? (1次視覚野(17野)も第W層の星状細胞層が分厚くなっている。(脳内で最も第W層が厚い)) 神経線維は、周りの細胞によって守られなければならない ”なよなよ”とした 弱々しい組織なのに、なぜ、執拗に触手を伸ばし、耐えられない「痛み」を大脳皮質に投射し続けてくるのだろうか? また脳細胞は、その痛みをどこへもっていくのだろうか?
  例えば、記憶の量と、記憶にかかわる脳細胞の数とを比較しても、コンピューターの素子の構造をそのまま適用すると、圧倒的に脳細胞の数のほうが足りない。 快感についても、側坐核に快感中枢がある としか言いようがない。(快感も、実は脳で感じている) 映像や画像という、デジタルでは”重い”はずの視覚情報の膨大なデータも、一体 どこへ行ってしまったのだろうか?

  ・ IQ が 300といわれた、数学者・物理学者のフォン・ノイマンは、あまりの頭の良さに、当時、火星人、悪魔の頭脳を持つ男と言われた。 子供の頃に遊びで分厚い電話帳を完全に暗記して、その生涯においては数学・物理学・工学・経済学・計算機科学・気象学・心理学・政治学とあらゆる分野で天才的な才能を発揮した。 コンピューターが出た頃は、”これで、自分の次に頭の良い機械がようやく現れた”と言った。


  哲学的に見て、「痛み・感覚」、「意識」、「記憶」、「思索」、「情動」、「意志」などというものは 全世界の万人に共通して「存在する」ことは明らかだから、(科学の範疇を超えるけれども、) これらの活動を一括して、一個人単位が持つ、「たましい」と定義することができる。

  信頼できる 神の言葉 = 「聖書」によると、 人の構造は、
        「霊」(その人の実体、永遠の存在)、 「たましい」(知性・情操・意志を担う場所)、 「体」(物質的な肉体)  (Tテサロニケ5:23)
の、3重構造になっている。 聖書ヘブライ語でも、ギリシャ語でも、新・旧約聖書の至る所で 明確に区別されている。

    


   骨転移ガン末期のガン性疼痛は、麻薬を使っても痛みがなかなか取れないそうである。 今ほど鎮痛技術が発達していなかった一昔前では、体重30kgくらいまで痩せ、(一部骨折し、)白目をむいて 鬼のような形相で亡くなったそうである。


  ● 霊的要因の場合: カウザルギー ・・・ 外傷により神経が損傷された後、灼熱感を伴う痛み、アロディニア、痛覚過敏などがみられる。 血液検査やX線写真、MRIなどでは異常がみられない。 鎮痛剤など効きにくい。

  * 筆者が以前に癒しの祈りをした カウザルギー症例。 霊の目で見ると、大きな白っぽいナメクジのような”痛みの霊”が足に重畳して潜んでいるのが見えたので、(手を触れずに)両手をかざして引き上げ、イエスの名と 聖霊の力によって その霊に出て行くように命令しました。 祈っている最中、その人は足が引っ張られる感覚がしたそうです。 そして自分の足で立ち上がって歩いて、なんともないと言って驚いていました。 その消えた痛みは、線を踏んでも気絶するような痛みだったそうです。

  * (参考) 癒しの祈りをする時、痛みがある場合、痛みで気が散って 癒しを受け取る信仰の障害となるので、まず ”痛みの霊”、あるいは”痛み”そのものを イエスの名によって追い出してから、具体的な 癒しの祈りをします。 イエスの名は、”痛み”という抽象名詞にも効果があります。
  ガンなどの死に至る病気やケガなどは、”死の霊”の追い出しもします。


  ● 2017 7/18 聖路加病院名誉院長だった日野原重明さん105歳で召された ・・・ 聖路加国際病院は聖公会系、自身は日本基督教団。 内科、循環器 専門、 日本で最初に人間ドックを開設、生活習慣病の名付け、予防医学終末期医療の普及。 最近まで執筆活動、講演会など 衰えを知らない頭脳と体力で歩まれてきた(100歳を超えてスケジュールは2、3年先まで、睡眠時間は4時間半〜5時間)。 彼の健康法は、毎朝 ジュースにオリーブオイルを混ぜて飲用(熱処理しない産直の本当のエクストラ・バージン・オイル)で、鎮痛、抗炎症、制癌効果をもつオレオカンタールを含んでいる。(昔の人は、オリーブ油を注いでケガに対応し、痛みを和らげた。(イザヤ1:6、「油で和らげる」、 報酬系・糖質の5.(下)参照)
  ・ 1992年(平成4年) 広いロビーと礼拝堂施設を備えた聖路加国際病院の新病棟に建設した(過剰投資との批判もあったが、主に示されて建設) → 1995年の地下鉄サリン事件では 緊急応急処置場として機能した。
  ・ 2017年7月18日死去(心臓疾患・呼吸不全)、自身の意向で 延命治療を拒否。(いわゆる尊厳死。 自分の病気が治る見込みがなく死期が迫ってきたときに、延命治療を断るという死のありかたを選ぶ権利、あらかじめ本人がサインする、 痛みの除去・緩和治療のみを受ける。)
    * 後日の 写真による「霊の見分け」では、○(天国・固定)、 主の目から見て”自殺”扱いにはならないことが明らかになりました。


  ● (追加)  筆者のあかし: 2001年9月に 筆者は 職場の事故で背骨を複雑骨折して入院しました。(1か月半+1年後チタンを抜くため1ヶ月) 骨の中には神経が無いが、通常は周りの骨膜や血管に感覚神経が通っているはずが、痛みは全く感じませんでした。 (骨片がもう少しで脊髄を傷つけるところだったが、神様は”ここまで”、と守ってくださった。) 入院中も、手術後も痛みを感じませんでした。 ただ手術後40℃の熱が出たので、点滴に一回だけ痛み止め + 解熱剤を入れてもらった。 しかし、寝たきりの中で ひどい便秘に悩まされました。(1週間おきに浣腸) ・・・ βエンドルフィンが出過ぎて、μ2受容体のある脊髄後角まで効きすぎた? ベッドで寝ている時は退屈せず(短期記憶力が弱い)、起き上がってリハビリできるようになると 急に便秘が治り、病院にいることに対し非常に退屈感を感じて すぐにでも退院したいと思いました。 (真夏の仕事中に急に寝たきりになったので、痒みは無かったが、冗談で ”頭が割れるように痒い” と言ったら、シャンプーの時に看護師さんから”泡はよく立っているわよ”と言われた。)

  精神的な痛みについても、脳は、肉体的痛みと 精神的な痛みを区別できないので、防衛反応としてβエンドルフィンが出て、同時に 副腎皮質刺激ホルモンが1:1で分泌され、海馬に影響し 短期記憶(2週間以内の記憶)ができなくなります。








  * さて、話はここで終わりません。 これからです。


  それよりも問題なのは、死後 人の霊がどうなるかです。 人が死んで、霊とたましいが 体から抜けると、だれもが行く所があります。
  よく死後の世界が話題になりますが、仮死状態からの蘇生では、死後の世界を見てきた証にはなりません。 それらの話は、大体同じで、大脳生理学で答えられる範囲のものに過ぎないからです。 ”光のトンネル”、”暗く温かい所”、”空を飛ぶ”、”花畑”など、死の苦しみから分泌される βエンドルフィンや ダイノルフィンの影響で見える幻覚(死の直前で見る)と考えられています。

  人が死ぬ瞬間を fMRIで写した動画があります(動画: 閲覧注意)が、興奮状態(血流の多い所+ 高酸素量消費)が大脳皮質一瞬 ぐるっと回ってから真っ暗になります。 動画では頭頂葉(感覚2次野、空間)と 後頭葉(視覚野)が強く光っています。それが視覚野を通ったとき、脳内麻薬によるドーパミンの多幸感に加え、”まばゆい光の世界”が一瞬見え、”天国”であるかのように記憶してしまうのでしょう。 ダイノルフィンは死の直前でなくても幻覚を与えます。 2−3分で蘇生した場合は、その記憶を保持したまま 意識が戻ることがあります。
  ただし、医者は 心臓と呼吸と脳波の死の後、5分程度時間をおいて 御臨終ですと言います。 脳は酸欠に非常に弱いので、2分程度で脳は壊死し始め、5分くらいで不可逆的な破壊を受けます。 (脳は 体の酸素必要量の約1/4を消費、安静時でも20%)

   人が死ぬ時、急に21グラム減少するそうです(?)。(百年以上前、米・マサチューセッツ州の医師、ダンカン・マクドゥーガル博士による 結核患者(6人)の死) ・・・ 現在では検体数の少なさから 疑問視されている。 彼が同時期に行った 犬の死(15匹)では重量変化なし。) ・・・ 人には霊があって、動物にはないことの証明? (創世記2:7、 息=霊)
   ・ (現在では都市伝説といわれていますが、)近代化学の父 フランスのラボアジェは、1794年5月(50歳)で ギロチンで首を切られる時、あらかじめ友人に言っておいたように、切り落とされた後にまばたきし それが15秒間続いたといいます。(意識 + 瞼(まぶた)の筋肉の運動) 
   ・ 最近の AED(心停止状態の人に電気ショックを与えて救命する機器)によると、心停止から3分間意識があるそうです。(医者の言う”御臨終”のタイミングと一致↑)

   臨死までいかなくても、幽体離脱はできる人がいます。 使徒パウロもそのひとり。(「肉体のままであったか、肉体を離れてであったか、主は御存じです。第3の天に行きました。」(Uコリント12:2)) エリシャの心がゲハジについて行った。(U列王記5:26) また、元 魔術師で 悔い改めた ジョン・ラミレス師も、魔術師の頃、夜 たましいが肉体を離れて空中浮遊して 町中を見て回っていました。天国と地獄のあかし の4.)


   救われていない人が死ぬとき、「死の霊」たちが迎えに来ます。 霊を見ることができる何人かの人(体質、遺伝による)によると、彼らは”大人の顔で、体は子供”だそうです。 あるいは”黒い人たち”、”黒いもや”など。 彼らは、死期が近くなるとその人の病室付近の廊下や戸口などに現れ始め、死ぬ時 一緒に ハデスに連れて行きます。 子供の姿で来るのは、その人を驚かせないようにとの配慮と思われます。イメージ図
  しかし、ハデスでは、(主がさばきをなす「白い御座」(黙示録20:11)の時まで、)拷問を与え続けます。(↓)



  タンザニアのジョセファット・ガジマ牧師の教会と その支教会では、毎年100人以上の死人がよみがえっています。 医師が死亡診断書を書いた死人ばかりで、完全に死んで、脳細胞が壊死して、血液が凝固して、腐敗し始めた状態からも生き返ります。 具体的には、親族が病院の霊安室の冷凍死体袋から出して教会に運んできて、ガジマ師や 他の牧師たちが祈り、数時間〜十数時間祈って生き返るケースが多く、中には墓から掘り出して、最長13年前に死んだミイラのような死人が生き返っています。 また、生き返ったすべての人が、その死因となった病気(ガンなど)が治っていて、主によって全く真新しくされた、健康な体となっています。( ・・・ ゾンビ状態ではない!)

    日本では”死体遺棄”になるので非常にやりにくいですが、すでに、ガジマ師(タンザニア)や ロバート・カヤンジャ師(ナイジェリア)、メル・ボンド師(米国)などの死人の蘇りをしたことのある器から 特別に油注ぎの祈りをしてもらった人々が日本に何人もいるので、日本がリバイバルする時には 幾人もの死人がよみがえると予想されます。 (・ ガジマ師は、欧米の奉仕が忙しくなり、当分 日本に来る予定はないそうです。 2017年7月16日新宿シャロームメッセージ(メッセージ注意: お金は呼んではならない!))



  そして、生き返った人は口々に言います。 ・・・ 死んだあと、(信じていないで死んだ彼らは、) そこは花畑でも、極楽浄土でも、パラダイスのようなところでもなかった。 彼らは「ハデス」に行き、そこで 獄吏たちによって拷問を受けて、「痛かった」、と言っています。 死んでも、痛みから解放されることは無いのです。 人々は、生前の行いに応じて拷問を受けていました。
  これについて、ガジマ師は、それは 本当の痛みなのか、精神的な痛みなのかは分からない、だた、堕落天使らによって拷問を受けていたのは間違いない、と言っています。
  肉体は無くてもたましいに「痛み」の記憶が残っているのです!


  そしてこれらの記憶が残っているすべての人たちは、(当然のことながら、救いの必要性を覚え、) イエス・キリストを救い主として受け入れました

  (cf. 信じて死んだ人は、直接 天の イエス様のみもとに行きます。)


   →  (参照) ハデスとパラダイスの構造: 霊の世界の構造、 (2)臨死体験による死後の世界観、 天国と地獄のあかし




   § 結論:


  今までの議論を通して、だんだん分かってきました。 人は、なんと悲惨な存在なのだろう。 一体 誰が、この哀れな私たちを 救ってくれるのだろう?

  でも、私たちは 神に感謝するべきです。 なぜなら、神は、御子イエス様を通して、「救い」の道を用意してくださったからです。



  御子イエス様は、 創造主であり、であり、 同時に 「神の ひとり子(only begotten Son)」 であられる、三位一体の神です。
  そして、実にこの方が、 弱く悲惨な我々と同じ 完全に人として、天から下って お生まれになられました。 肉体も、たましいも 人として。(ピリピ2:8) イエス様は喜怒哀楽を現されました。 罪は犯されませんでしたが 私たちと同じ弱さを通られました。 それゆえ、弱い私たちに同情することができるのです。

  そして、おおむね最低の人生(母子家庭、税金2重取り)を歩まれ、 最後は 当時の極刑である 「十字架」に自らかかって死なれました。
  霊は もちろんです。 神が十字架にかかられたので、十字架にこれだけの偉大な効力があるのです。 約2000年前の ただ一度の十字架により、全世界、全時代の 信じる人々の 罪の贖いが 「完了した」のです。(ヨハネ19:30)
  十字架、それは、罪のない御子 自らを、ご自身で御父にささげることによって、私たちの「罪」を贖うため だったのです。 御子イエス様は、「神の小羊」であると同時に 「神の大祭司」です。 この十字架こそ、「神の愛」です。(ヨハネ3:16) この十字架による贖いを「信じる」ことによって、私たちをも 価無しに、「神の子」としてくださるのです。(信仰義認)


   「十字架の言葉は、滅びる者にとっては愚かですが、信じる私たちには 神の力です。」 (Tコリント1:18)、
   「神は、宣教の言葉の 愚かさを通して救おうと定められました。」 (Tコリント1:22)、
   「狭い門から入りなさい。 滅びに至る門は大きく、その道は広く、そこから入っていく者が多い。」(マタイ7:13、14) (狭い門=十字架 からすべてがスタート)



  信じて聖霊を受けて、救われたクリスチャンは、 世が改まる時、主が 「再臨」され、 この時 (すべての 主にある死者の霊たちを 連れて来られ、彼らが先によみがえり、そして) 私たちも「朽ちない体に変えられ」ます。 朽ちない体とは、「御使いのようである」(マタイ22:30)と書いています。 これが、奥義中の「奥義」です。 私たちは、まさにこのことに希望を持っているのです。(Tコリント15:51、52、 Tテサロニケ4:14−17)

  また、むなしく終わる肉体のドーパミン快楽系ではなく、「いのちの木」からその実を食べ、その「葉が癒す」 という、永遠に続く 喜び、楽しみの資格が与えられます。(黙示録22:2)
  主の臨在こそ、最大の喜びです。 天の御国の第一の特徴は、主が永遠に臨在されることにあります。

    「あなたの御前には喜びが満ち溢れ、あなたの右には 楽しみがとこしえにある。」(詩篇16:11)




                戻る           トップへ戻る