3. 教会と預言
1. 権威・秩序の領域と預言;
1) 一般的な預言 〜 「みなかわるがわる預言できるのです。」 ・・・ Tコリ14−31
2) 教会内の預言者 〜 使徒(ここでは牧師の事)の管理下 ・・・ Tコリ12−28
教会の(人間的ではなく、主の主任牧会の教会としての)権威の下で
預言をするならば、霊的に守られ、それほどズレない。(権威・秩序の守り)
3) 五職の預言者 〜 主の直接的な選びあるいはその引継ぎによる対外的働きをする預言者
→ 全体の一つの教会としての信仰の一致へ至らせる
・・・ エペ4−11
預言者の群れ ・・・ 使11−27
主と共に死ぬ覚悟要 ・・・ 黙11−7、ヨハ11−16他
* 五職について ・・・ 対外的働きをするもので、使徒、預言者、伝道者、牧師、教師
教会形成は使徒・預言者による
・・・ エペ2−20
(注)使徒は十二使徒だけではない
〜 「これを聞いた使徒たちパウロとバルナバは・・」
・・・ 使14−14、13−50と14−4
2. 旧・新約時代の預言の相違;
旧約; ・ 主が選んだごく一部の特別な人たちのみ油注ぎ
・ 預言が実現しないならば死 ・・・ 申18−20
これは、にせ預言者について言っている。(他の神々 13−2)
・・・ 申13−1〜5
・ 旧約時代にも間違い預言が存在した可能性
「彼(サムエル)のことばは一つも地に落ちなかった。」 ・・・Tサム3−19
〜 他の預言者には完璧でない人もいたことを暗示
・ 主が語ったことばの成就を遅らせる場合
・・・ ヨナ3−30、T列21−29、U列20−5
〜 へりくだり → さばき・死を遅らせる
(ニネベは50年後に滅亡した)
・ 主が語ったことばを変更する場合もある ・・・ Tサム2−30
新約; ・ 主を信じる者は誰でも預言できる ・・・ Tコリ14−31
・ 新約時代の預言には間違い預言を含む → 「吟味しなさい」
・・・ Tコリ14−29
* 預言の出所について
預言 ・・・ 神からのもの
にせ預言 ・・・ 悪霊からのもの(有害、管理者はすみやかにとめる必要有り)
間違い預言 ・・・ 人からのもの
(知性によるものやその人の願望など、訓練レベルならばとめる必要なし)
3. その他 1) 預言者の霊の引継ぎについて 〜 エリヤ → エリシャ
・・・ U列2-9〜12
・ 事情がある場合、主から直接 〜 エリ× → サムエル
2) ・ 特別な預言者 〜 モーセとエリヤ
「モーセと口と口とで語り、明らかに語って、なぞで話すことはしない。」
・・・民12−6〜8
(注) 「女から生まれた者でヨハネよりもすぐれた者はひとりもいません。しかし、神の国で一番劣った者でも、彼よりすぐれています。」 〜 イエス様の十字架のゆえに
・・・ ルカ7−28