終末の5職の教役者たちについて;
(”天国からのメッセージ” リックジョイナー著より抜粋) p
86〜89)
1) 終末の使徒;
わたし(知恵=イエス様)は終末の使徒たちを起こします。パウロやヨハネ、ペテロのような者を数多く立てていきます。また、彼らを整えるために、バプテスマのヨハネのような者を数多く遣わしています。その者たちは、ヨハネ同様、私に献身するように彼らに教え、彼らの生活の中に悔い改めの基礎を築いていくのです。これらの使徒たち自身もまた、バプテスマのヨハネのようです。ちょうど、ヨハネの最大の喜びが花婿の声を聞くことだったように、彼らもただ一つのことに身を献げるのです。すなわち、わたしの花嫁がわたしのために整えられるという、この一事です。このことのゆえに、わたしは、荒れ地に道を造り、砂漠に川を流すため、彼らを用いていきます。彼らは高き所を引き下ろし、低い者を高く引き上げていきます。
2) 終末の預言者;
わたしは、終末の預言者たちを起こします。彼らは、エノクのように、わたしを愛し、わたしとともに歩いていきます。彼らは、わたしの力がどれほどのものであるかを示し、わたしが唯一のまことの神であることをこの世に証するのです。一人ひとりは、生ける水しか出さない純粋な井戸です。時には、聖めるために熱い水が、また時には、元気を回復させるために冷たい水が出てきます。さらに、彼らには、片手に稲妻、もう一方の手に雷を与えます。彼らはワシのように天高く舞い上がり、わたしの民の上にハトのように下ります。わたしの家族を尊ぶからです。彼らは、町にはつむじ風や地震のようにやって来ますが、柔和でへりくだった者には、光を与えます。
3) 終末の伝道者;
わたしは、終末の伝道者たちを起こします。彼らに、決して尽きることのない喜びの杯を与えます。彼らは、病人をいやし、悪霊を追い出します。わたしを愛し、義を愛し、毎日、自分の十字架を負って、自分のためにではなく、わたしにために生きています。彼らをとおして、この世はわたしが生きていて、わたしにいっさいの権威と力が与えられていることを知るのです。彼らは恐れを知らぬ大胆な者たちで、敵の門を攻撃し、地上の暗い場所を襲って、数多くの者をわたしの救いへと導いていきます。
4) 終末の牧師;
わたしは、羊に対してわたしの心をもつ牧者を起こします。この者たちは、わたしを愛しているので、わたしの羊を養います。あたかも自分のものであるかのように、わたしの小さい者たち一人ひとりの世話をして、わたしの羊のためには、自分のいのちを捨てるのです。わたしの民がお互いのためにいのちを捨てる ― これこそ、人の心を揺り動かす愛です。そのとき、この世はわたしを知るのです。わたしの家族に出すための極上の食物を彼らに与えています。彼らは、わたしが信頼して、わたしの家の世話をするように託した忠実な者たちです。
5) 終末の教師;
わたしは終末の教師たちをこの地に起こします。彼らは私を知っており、わたしを知るようにわたしの民を教えます。彼らは真理を愛しています。闇を前にして退くようなことをせず、むしろ闇をあばき出して、それを押し戻すのです。父祖たちが掘った井戸を開いて、そこから純粋ないのちの水を汲んで与えていきます。さらに、エジプトの宝物を運び出し、わたしの住まいを建てるためにそれを用いるのです。