2. 召しを知ること;
「その時、主はギデオン(*)に仰せられた。「あなたと一緒にいる民は多すぎるから、わたしはミデヤン人を彼らの手に渡さない。イスラエルが『自分の手で自分を救った。』と言って、わたしに向かって誇るといけないから。 ・・・ 」(士7−2〜)
主は、神の栄光を私たちを通して現したいと願っておられる。主が戦いに用いられる器の選考基準は、1.人や状況を恐れない事(**)、 2.いつも注意深く主の指示に聞き耳を立て従おうとする事である。(13万5千人の敵に対して、イスラエル人3万2千人を1万人に減らし、さらに300人(1%以下)に減らした。リバイバルが起こるためにそんなに大勢必要ない。)
神の召し(God's Calling)は、個人的に語られ、一人一人その方法や時が違い、国や生活様式や仕事やその人の状態・能力などに全く関係が無い。神学校や人の肩書きを追い求めるのではなく、ただ、”神が召した”で充分である。
ダニエル(教育を受けた人)とホセア(売春婦の妻) → どちらも預言者
ペテロやヨハネ(教養の無い普通の人)とパウロ(当時最高のエリート) → どちらも使徒
⇔ 人の召し: バラム、アブシャロム、サウル
預言者の訓練は、必ずしも神学校で行なうものではない。これは人工的環境なので、一般に預言を訓練する土壌になっていない。 したがって、町へ出ていって、あるいは、地域教会で一人でやるべきであり、一人一人訓練のやり方が違う。 (ただ、召しだけが必要)
もし、召しがあれば、今、次のステップを知るべきである。
* イエス様は変わったお方である。主の目から見て、ギデオンは勇士。 パウロも恐れおののいていたが立ち続けた。
** 現在はリバイバルの備えの時であり、神の計画により、神の大きさを被造物によって(知的に)知れるようになった。((注)霊的にも知る必要がある)
神がどんなに大きいお方か?。
光の速さ: 毎秒30万km = 1秒間に地球を7回半進む、
太陽の光が地球に届くまで8分かかる、 冥王星まで5時間、 一番近い恒星まで4.3年、
銀河系の端から端まで10万年、 宇宙の端から端まで150億年かかる。
この、”天文学的な数字”とたとえて用いられるほどの大宇宙を、御父は、たったの6日間で造り(この際、時間も造り)、全宇宙を素粒子の超微細レベルまで完全に握っている。この、想像を絶する偉大な方が、砂粒にも等しい私たち一人一人を、天の全ての力ある御使いたちを差し置いて、ご自身の栄光を現す為に永遠の初めから計画し、なんと、私たちという神殿に宿っておられるのである!。(Tコリ3−16) 私たちは、自分をあまりにも小さく見過ぎているのである!。私たちの潜在意識は、神の声を乗せる乗り物である。