3. 預言者の位置付け;
預言者の召しは、神との関係修復の働きである。 (cf. 使徒・・・全教会が一つとなりキリストの花嫁として整える働き)
教会に与えられた賜物や奉仕から、預言の働きの位置付けを考察する。
@ ロマ12−6〜8: 御父から教会に与えられた7つの奉仕の賜物 ・・・ 預言、奉仕、教える事、勧め、分与、指導、慈善
A Tコリ12−7〜11: 聖霊が与える9つの賜物 ・・・ 知恵のことば、知識のことば、信仰、いやし、奇跡、預言、霊を見分ける力、異言、異言を解き明かす力
(Tコリ12−28: 聖霊が教会に与える任命 ・・・ 使徒、預言者、教師、奇跡を行なう者、いやしの賜物を持つ者、助ける者、治める者、異言を語る者など(順位がある))
B エペ4−11、12: イエス様が与える5職の任命 ・・・ 使徒、預言者、伝道者、牧師、教師
このうち、教会形成は使徒と預言者の土台による。(エペ2−20)
@〜Bの3つの異なるカテゴリーの中で、”預言”だけが共通している。
したがって、預言は神とのコミュニケーションの中心点であり、預言者は神の三位一体を余すところ無くあかしする職務である。
また、預言は、啓示的に与えられる、未来を持ってくる唯一の賜物である。
御霊の9つの賜物のうち、 知識のことば ・・・ 過去の事柄について、 知恵のことば ・・・ 現在の事柄について、 預言 ・・・ 未来の事柄について、神のことばを現すものであり、これらの3つは”啓示の賜物”のカテゴリーに属する。 (cf. 異言(外国語、天的なことば)は未信者のためのしるしであり、異言の解き明かしは人々を救いに導く為の神からのしるしであるので、教会に対する啓示の賜物のカテゴリーには含まれない。)
神は、預言(神に属するもの)とこの世の日と時間(人に属するもの)を一致させ適応させる。
神は時間を超越し、神にとってすでに啓示を「完了」しているからである。
※ 幻・夢の解釈について;
見たビジョンを書き出す。(ハバ2−2) 〜 自分の見たものを自分で解釈しようとしない事 → 神からの解釈を求める事 ・・・ 数日後再び見る、みことば、信頼できる人(”知恵あるカウンセラー”:本当のことを言ってくれる親しい友人)