4. イスラエルの領土拡大 と 終末への展開




  主が語られた聖書の予告の言葉は、必ず成就する。イスラエルの領土拡大は、反キリスト的勢力によって確実に進んでいる。このような、反キリスト的勢力さえをも、神様は備え、用いておられるのである。
  その中で、大富豪のユダヤ人たちも集められ、世界中から集められたユダヤ人、イスラエル人たちで満ち、拡大されたイスラエルの地はさまざまな技術によって豊かな地、繁栄する地に生まれ変わる。また、イスラエルがフリーエネルギーの情報を入手することから、国家のエネルギーを支える多くの(フリーエネルギーを原理とする)発電所も建設されていくだろうと思われる。

  現在の、イスラエルのユダヤ人とアメリカのユダヤ人の間には、ユダヤ教についての歴史上の解釈の違いからの軋轢があり、そう簡単にはアメリカのユダヤ人はイスラエルに帰還しないように見える。しかし、このように、ロックフェラーを中心に、アメリカ、イスラエルの両者が積極的に動いていることから、拡張された一つのイスラエル国家として合体する日が近いと思われる。
  イスラエルに大富豪ユダヤ人(本当の血統でないユダヤ人ロック・フェラーを含む)が帰還するようになれば、金などに換金してソロモン以来の大量の財産がイスラエルに蓄えられることになる。



  現在、アメリカとの一番の友好国は実はロシアである。

  最終的な中東和平は、ロシアの大統領(=「マゴグの地のゴグ」)が締結すると考えられる。プーチン政権により、ロシアは近年 強権体質に変化し、現在、ガスプロムという国営企業によって、ヨーロッパへの天然ガスなどのエネルギー供給をコントロールしている。また、報道の自由は、我々の思っているよりもはるかに制限されている。(ロシア人との通信も、外国からのメールなどはすべてモスクワ経由でチェックされている。) ロシアからのイスラム圏への武器輸出は昔から行なわれ、イスラム圏と親密な関係にある。(「ペルシャ、クシュ、プテ(=プント、東アフリカ〜南アラビア)(・・・イスラム圏)、ゴメル、北の果てのベテ・トガルマ(・・・ヨーロッパ)、(エゼ38:5、6))
  このようにして、「平和だ。安全だ。」という状況がイスラエルおよびそれを取り巻く国々に訪れる。

  その時、誰も予想していなかったロシアが計画的に裏切り、誰もロシアが持っていると思わなかった圧倒的な軍事力で、アメリカの軍港や軍事施設を奇襲する。(このときアメリカは、ユダヤ人が抜け、さらに今までの”総愚民化政策”のため弱体化している。) それは、アメリカの介入無しにイスラエルを攻撃し、略奪する目的のためである。(大きなタンカーなどの下に潜水艦がいる場合レーダーで捉えられないそうである) (by. ヘンリー・グルーバー師の預言)
  ゴグ・マゴグであるロシアは大々的に、陸軍によって、同盟軍のイスラム教国、ヨーロッパの軍隊と共に、略奪目的でイスラエルに侵攻する。略奪目的だから核は使用しない。(核兵器は、破壊力が大きいので、反キリストも恐れている。)
  この時、まさに聖書にかかれているとおり、大地震が起こり、主の介入があるのである。(エゼ38:18−23)
  (* この時は、ユダヤにいる人々は荒野に逃げる必要はない。)



  その後、イスラエルは、これらの大いなる主のわざを見て、国家レベルの正統派のユダヤ教信仰が約2000年ぶりに回復し、(現在すでにイスラエルに神殿の材料は用意されているが)第三神殿がエルサレムに建てられる。戦争に用いられた武器は、燃料として7年間用いられる。(エゼ39:9、10) しかし、イスラエルの宗教は、キリスト教ではなくユダヤ教であり、そのときの”王”とは”にせキリスト”であり、すなわち、デイビッド・ロックフェラーであろう。 ただし、終末の反キリストは復活した共産ロシアの支配者である。(黙12:3) さらにこの時、エキュメニカル運動を推進するバチカンが深く関わってくる。このようにして、「主の宮の外庭を”異邦人”が踏み荒らす」(黙11:2)ことになる。
  イスラエルのリバイバルは、さらにその後の聖霊様が注がれる時である小艱難期(=前3年半、(黙12:1−))であり、迫害と共にリバイバルし、殉教者の「14万4千人」が主によって選ばれる。
  (* 小艱難期の終りに「荒らす憎むべき者」(=反キリストの偶像)が第三神殿に据えられる時は、ユダヤにいるメシヤニックジューの残りと、異邦人クリスチャンは荒野に逃げなければならない。(マタ24:15、16、ダニ9:27、黙12:6、Uテサ2:4))
                                      (→ step2・黙示録・7つのラッパ、小さな巻物のさばき(4)

  



  日本は、アメリカ・ロックフェラーの方針に従って、グローバルな世界戦略の流れの一部として乗せられつつある。(アメリカは、最終的には、反キリストの国によって滅ぼされる。アメリカ = 「エジプト」(エゼ29章−32章))
  しかし、イスラエルは、かつてユダヤ人を迫害した歴史を持たず、古代ユダヤ人の末裔を日本人の中から捜してイスラエルに帰還させる、という正統派ユダヤ人からの働きかけがあり、また、日本の技術力を高く評価し、現イスラエル国と同様に資源を持たずに、戦後、焦土から奇跡的な大発展を遂げた日本ということで、日本を非常に注目している
  戦後日本の経済分野における大躍進は、 @ 霊的な王である昭和天皇がクリスチャンの祭祀であったこと、 A (大部分の人種は非ユダヤ人・・・アフリカ系半分、朝鮮系半分、他アジア系・・・であるが)日本の文化が大昔からユダヤ・キリスト教文化の思想が含まれていたこと(=聖書の原則が生きているみことばは日本仏教の中にさえも一部含まれている)によって、随所で神様に祝福されたと考えられる。この祝福の度合いは、(高度成長に伴う弊害もあったが)「野牛の角をもって、地の果てまで突き倒していく」(申33:17)という、ヨセフ族への預言を思わせるような勢いだった。 また、ロスチャイルド家も、日本の行き過ぎは抑えたが、基本的に親日的だったことも、この成長を助けた。

  そして、最近は、パレスチナ人地区の農地開発などの産業における協力だけではなく、エルサレムサミットが8月6、7日に東京で開かれたように、日本人クリスチャンとメシヤニックジュー、のみならず、イスラエルの正統派ユダヤ教徒が一つの場において集会を持つ(しかも、後援がイスラエル大使館、駐日大使のエリ・コーヘン氏が推薦文を書いた)という、今まで無かったような不思議な一致・協力の流れになってきている。これには、日本人クリスチャンが用いられるのである。


  このような流れの中で、我々クリスチャンは、イスラエルのためにとりなしの祈りをし、イエス様の再臨の時を早めるために、ユダとイスラエル、イスラエルと教会の合体を進めていくよう、それぞれが主の働きの部分を担っていく必要がある。

  他方、韓国リバイバルでは、共産主義者らが仏壇、偶像などを完全に破壊したことによって、拝む対象がキリストしかなくなったことによって進んでいった。そのように、日本のリバイバルのためには、反キリスト的勢力により、日本にはびこっている仏教や靖国、新興宗教の力を抑える働きが、(ミミズが土壌を耕すように)なされていく必要があるかもしれない。反キリストは、福音宣教のために”必要悪”として用いられるからである。


  (参考)

   「(フィラデルフィアの教会に対して) 見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうでなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを(彼らに)知らせる。」(黙3:9)

     ・・・・ これは、20世紀初めに、”福音派”が”自由主義者(リベラル派)”に対して成就したとされるが、今度は、実際の”ユダヤ人”を自称する”ある異邦人たち”(サタン崇拝をしている)に対しての成就となると考えられる。



   「『あなたがたは勇気を出し、(巨人に注目するのではなく、)その地のくだものを取ってきなさい。』 その季節は初ぶどうの熟するころであった。」(民13:20)


   『ビジョンが拘束されたその谷にもう一度降りていくことを恐れるな。その谷の”巨人”はすでに力を失っている。』
                                                ・・・・・ (2007 2、チャックピアスの預言)


                 1.へ戻る             トップへ戻る