十字架信仰の力 ・・・・・・・ 2025年巻頭言
2025 1/2
「また不法が増加するので、多くの人の愛が冷えるでしょう。 しかし、終わりの時まで踏みとどまった者は救われます。
そして、この御国の福音は、全世界に宣べ伝えられ、すべての民族にあかしされ、それから終わりの時が来ます。」
(マタイ24:12−14)
「そうして、西の方からは 主の御名が、日の上る 東の方からは、主の栄光が恐れられる。 主は激しい流れのように来られ、その中で 主の息が吹きまくっている。 「しかし、シオンには贖(あがな)い主として来る。 ヤコブの中の、そむきの罪を悔い改める者のところに来る。」 主の御告げ。」 (イザヤ59:19、20)
「私たちは知ろう。 主を知ることを切に追い求めよう。 主は 暁(あかつき)の光のように、確かに表われ、大雨のように、私たちのところに来、後の雨のように、地を潤される。」 (ホセア6:3)
「誰でもキリストにあるならば、その人は新しい被造物です。 古いものは過ぎ去り、見よ。すべてが新しくなりました。」 (Uコリント5:17)
「エルサレムの平和のために祈れ。」(詩篇122:6) 「あなたを祝福する者を祝福し、あなたをのろう者をのろう。」(創世記12:3)
● 昨年の 11月6日、 ドナルド・トランプ氏(78)が、暗殺未遂やスキャンダルなどの幾多の妨害を乗り越え、大統領選の過半数を得て、第47代アメリカ大統領に確定しました。
政権は民主党から共和党に移り、1月20日に正式に大統領に就任します。
トランプ氏は今回の勝利宣言で、「アメリカを取り戻す!」 (make America great again!)と高らかに演説をしました。 日本では、「米国第一主義(ナショナリズム)」の側面しか伝えていませんが、その根底にある邪悪なものを壊滅させる、と言っているのです。 彼は以前から、「私が大統領執務室に戻ったら ディープステート(DS)を完全に抹殺する」「私が勝利すれば… 彼らによる支配が どれだけ酷かったかを示すことができる」、と「ディープステートを潰す」と繰り返し訴えてきました。ついに、その宣言が果たされる時がきました。
トランプ政権の顔ぶれを見ても、この強い意気込みが感じられるでしょう。
今回の選挙で多額の献金をした、イーロン・マスク氏(実業家)は、新設される「政府効率化省」のトップに就き、政府の歳出削減や規制緩和を推進する予定です。 政府予算の3割に当たる
2兆ドルを削減できる、と言っています。 ・・・・ ここで、多くのディープステイトの力を削ぐ働きがなされる と思われます。
1963年に暗殺された 民主党ケネディー大統領の 甥にあたる、ロバート・ケネディー・ジュニア氏(70)(弁護士)は、保健福祉省長官に任命され、ワクチン懐疑派であり、早くも1月中に、アメリカのWHOからの脱退を予定しています。 また日本などの外国から 米軍の撤退を進めようとしています。
スコット・ベッセント氏(投資家)は、財務長官(連邦予算や税制改革のかじ取りを担い、経済政策を取り仕切る)であり、著名投資家ジョージ・ソロス氏のファンドで投資部門の最高責任者を務め、日本から多額の金を巻き上げた、ウォール街にも精通した人物で、民主党側の人間ですが、あえて トランプ陣営に取り込むことに成功しました。
駐イスラエル大使にはイスラエルを強く支持する元アーカンソー州知事のハッカビー氏を指名。
ハッカビー氏は牧師で、イスラエルによるヨルダン川西岸の入植に賛成しているほか、イスラム組織「ハマス」に対しては強硬な姿勢を取るべきだと主張しています。
CIA=中央情報局の長官には、第一次政権の国家情報長官だった自らの側近、ジョン・ラトクリフ氏を任命。 ・・・・ 要人暗殺・テロ工作機能の解体、JFK暗殺ファイルの全公開、9.11の真相、不正選挙の証拠の公開 など予定。
エネルギー長官は、クリス・ライト氏 ・・・ 2000年代後半のシェール革命に貢献、気候変動CO2説を否定、石油ガス開発会社CEO・原子炉会社役員
アメリカや世界を支配する ディープステイト(影の政府)は、約200年間支配してきました。 1953年、ダレス兄弟が国務長官とCIA長官に就き、世界中に戦争を引き起こし、暗殺、秘密工作、逆らう者を次々と消すなど、ほしいままに振舞っていました。
1963年ケネディー兄弟が現れ、史上最年少の大統領に J.F.ケネディーと、司法長官に弟の
ロバート・ケネディーが就任し、ダレス兄病死後、ダレス弟アレンのCIA長官からの解任しました。 またFRBのもつ通貨発行権を 米国政府に取り戻そうとしました。 このため、ディープステイトの恨みを買い、兄弟2人とも暗殺されました。
ディープステイトを封じ込めようとする働きは、暗殺という形で幕を下ろしましたが、ケネディー兄弟は、ケネディー家の博愛主義的教育に基づいて 育てられ、学び、実践していったものでした。 しかし、神の言葉に基づくものではなかったので(ケネディー大統領は民主党)、暗殺という形で 散ってしまったのです。 そして再び、世界中に
戦争や内乱が起こされていったのです。
しかし、トランプ氏は違います。 ケネディー氏は、神の言葉によらず、”博愛主義”という
人間的な動機で行動しただけなので、主には、彼らを擁護する義務はありませんでした。
しかし、トランプ氏には、主ご自身からの「エフーの油注ぎ」があります。 これは、預言者の故ヘンリー・グルーバー師が預言していたことです。 エフーは旧約時代の北王国の王で、預言者エリシャのともがらによって油注がれ
王に任命され、主の預言者たちの多くを殺した イゼベルを殺し、バアルのにせ預言者たちと
アハブの家の者たちを皆殺しにしました。(U列王記9、10章)
主の油注ぎは、物事を 必ず成就します。 今回の暗殺未遂事件でも、主に遣わされた守りの御使いによって 弾道が曲げられました。 そしてその時、トランプ氏は
「全能の神(Almighty God)が私を守った。」と公然と語り、栄光を主に帰しました。(この時、見分けが○になりました。) それゆえ、必ずそのことが成し遂げられるでしょう。
主は、「語ったことを必ず成し遂げる 聖なる神」(イザヤ55:11)なので、少なくとも、主の言葉が成就するまで、トランプ氏は死にません。
● 日本の歴史を見ると、アニミズムや仏教などの偶像崇拝や、大昔の時代の
景教徒や キリシタンを迫害した事に対する 「のろい」が付きまとい、その結果として、他国に奴隷のように支配されている(多くの日本人は気が付いていない!)状況になっています。
大政奉還がなされ、せっかく明治天皇がキリスト教徒になった(明治天皇の即位の年は、1868年(10月12日)で 「ヨベルの年」!(レビ25章) その49年後に「バルフォア宣言」、さらに49年後に「第3次中東戦争」)にもかかわらず、
ロスチャイルドやロックフェラーなどのディープステイトの策略により、太平洋問題調査会(ロックフェラー主導)で日本包囲網が作られ、アメリカとの全面戦争である太平洋戦争に引き込まれ(彼らは戦争屋であり、莫大な戦争利益を得た。
満州事変や、真珠湾攻撃をさせたのも彼らの策謀)、
戦後は 今も米軍が国内に置かれ、マスコミを支配し、ジャパンハンドラーが総理を決める、半分奴隷として 様々な形でディープステイトに利益を吸収されている、そのような米国の「属国」と化しているのです。
しかし、トランプ大統領が 主によって 任命され、この 長きにわたる ディープステイトの支配から、日本の主権が取り戻されることが実現する可能性が大きくなりました。
それどころか、このタイミングで、「日の上る、東の方からの(=明らかに、日本からの)大リバイバルをになう国」という栄誉のために、選ばれている国なのです。 今まで ”宣教師の墓場”と言われてきた、まさかの
日本からの リバイバルです。 太平洋にある日付変更線が地の果てで、イスラエルを中心に、西の果てがアメリカ西部、東の果てが「日本」です。(イザヤ59:19、20)
「そうして、西の方からは 主の御名が、日の上る 東の方からは、主の栄光が恐れられる。 主は激しい流れのように来られ、その中で 主の息が吹きまくっている。 「しかし、シオンには贖(あがな)い主として来る。 ヤコブの中の、そむきの罪を悔い改める者のところに来る。」 主の御告げ。」 (イザヤ59:19、20)
● さて、ここで、主は 「シオン」、「ヤコブ」 すなわち、新約時代の現在では
「主を信じるクリスチャンの群れ」のところに来られる とありますが、その条件として、「そむきの罪を悔い改める者」である必要があります。 これは、「罪の状態から、主に回帰する。」、「律法違反から回復する」 の意味です。
具体的には、 罪の世の生き方から 主の元に戻ってくる者、 人間的な歩み方をやめて
主に聞き従う道に回帰する者、 反カリスマや艱難期前携挙などの間違い教理を正す者、 罪の霊の束縛から解放された者、 握っていたねたみや偶像を手放した者、 悪習慣から解放された者、 といったような意味です。 教養があろうがなかろうが、若かろうが年寄りだろうが、地位が高かろうが低かろうが、全くお構いなしに、このような
へりくだった人たちを、主は リバイバルの器として聖別し、油注いで用いてくださいます。 主の油注ぎがあるなら、すべてのことに勝利します。
この、「悔い改める」とは、 「and unto them that turn from transgression in Jacob」 、「ヤコブの中の(ベ イヤーコーフ)、罪(過ち、律法違反、ペシャア)から 回復する者(復興、再建、主に回帰、 ウ レシャーフェイ <シューフ(ヘ))のところに (来られる)」
ということで、 あらゆる間違った道から、方向を変えて、主に立ち返る者 の意味です。
「 ・・・ 自分の心で悟り(ヤービーン <ビーン、見分ける、理解する)、立ち返って(ワーシャーフ <シューフ(ヘ)、回復する)、(いやされることのないためである。)」 (イザヤ6:10)
「主は、彼らの目を盲目にし、心を鈍くされた。それは、彼らが目で見ず、心で理解せず、悔い改めて(△)(エピストラフォシン <エピストレフォー(ギ)、turn to (mind)、turn back、(心の)方向を変える、立ち返る、 (単純に)振り向く)、・・・・」 (ヨハネ12:40) (マタイ9:22) (ルカ1:16) (Tテモテ1:9) 等
Cf. 「悔い改め」の 別の言葉からの訳:
「この時からイエスは教えを宣べ始められ、こう言われた。 「悔い改めよ(△)。天の御国は近づいた。」」 (マタイ4:17) (マルコ1:15) (ルカ10:13) (使徒2:38) (Uコリント12:21) (黙示2:5) 等
Repent (△) 、 メタノエイテ <メタノエーオ(ギ) change one's mind、 心を切り替える(○)、悟る(○)、 特に、内側からの刷新のこと
= ウ タサケール < サーカル(ヘ): 「それゆえ、知れ。悟れ(ウ タサケール)。 引き上げてエルサレムを回復し(レ アーシーフ <シューフ)、建造(ワリ ベコート <バカー)せよ、との命令が出てから、・・・」 (ダニエル9:25) と同じ。
この、「悔い改めよ」、「repent」(後悔する(×)、残念に思う(×))と訳されている
ギリシャ語、ヘブライ語の原意は、 これは、さばき的な意味は無く、 「悟りなさい」、「たましいの中で、深く知りなさい」 という意味。
● また、日本からは、「主の栄光が恐れられる。」 とは、ほとんどキリスト教的文化が無いので、しるしと不思議を伴う 福音宣教が用いられることを意味しています。 今までリバイバルせず、宣教師の墓場と言われてきた背景には、宣教団体の多くが
「反カリスマ」だったからと言えるでしょう。 キリスト教的土台が無いので、多くの日本人は言葉だけではピンとこないからです。 しかし、聖霊様の不思議なわざを見たなら、意外と多くの日本人が
信じることでしょう。 そして、一度信じたなら、(他の外国人よりも真面目なので、)誠意をもって主に聞き従う群れとなります。
Cf. アメリカでは、すでにキリスト教国なので、かなり堕落したところに
改めて、「主の御名が恐れられる」ことになります。
「人の子よ。メシェクとトバルの首長であるマゴグの地のゴグに顔を向け、彼に預言して、言え。 ・・・・・
ペルシャと クシュと プテも 彼らと共におり、みな盾と かぶとを着けている。
ゴメルと、そのすべての軍隊、北の果てのベテ・トガルマと、そのすべての軍隊、それに多くの国々の民があなたとともにいる。 ・・・
多くの日が過ぎ、あなたは命令を受けて、終わりの年に、一つの国に侵入する。
その国は剣の災害から立ち直り、その民は多くの国々の中から集められ、久しく廃墟であった イスラエルの山々に住んでいる。 その民は国々の民の中から連れ出され、彼らはみな安心して住んでいる。」 (エゼキエル38:2−8)
「わたしは、ねたみと激しい怒りの火を吹き付けて 言う。 その日には必ず イスラエルの地に大きな地震が起こる。 ・・・・ 彼ら(ゴグの軍隊)は 剣で同士討ちするようになる。 わたしは 疫病と流血で彼らに罰を下し、彼と、彼の部隊と、彼の率いる多くの国々の民の上に、豪雨や
雹や 火や 硫黄を 降り注がせる。 ・・・」(エゼキエル38:18−23)
● 昨年はイスラエルが、ハマスやヒズボラなど反イスラエル勢力を駆逐していく年でもありました。 バイデン政権が戦争屋であり、ネタニヤフ氏(見分け×)が保守派であることから、このタイミングで大攻勢に出ています。
ハマス殲滅に向けたガサ侵攻は、大勢の人質を取ったハマスの卑劣さを考慮しても、人道的にはやりすぎであり、当然
反動が予想されます。
ロシア−ウクライナ戦争では、報道とはだいぶ異なり、ロシアが大攻勢で 領土奪還を果たし、ウクライナの方がインフラがボロボロになっています。
ウクライナの降伏、停戦が近いことでしょう。 その後は、手が空いたロシアは、ロシアと同盟関係にある
イランをはじめとする、イスラエルを取り囲む中東諸国と協力し、イスラエルに対して「偽りの和平」を結び、それを裏切って総攻撃をかける、という方向になっていきます。
→ 5. 終末・再臨への備え:
すなわち、「ゴグ・マゴク」の大事件が起こります。 これが起こると、主がご介入され、イスラエルが大勝利し、「主は今も生きておられる」ということで、ユダヤ教が復興し、エルサレムからイスラムを追い出し、「第3神殿」ができることになります。 これは終末の大リバイバルの一つの重要なしるしとなります。
(ただしこの時点では、まだイスラエルは不信仰の状態)
イスラエルの大勝利は、クリスチャンは「隠されたユダヤ人」(ローマ2:29)とあるように、異邦の大リバイバルと 二人三脚の関係にあります。
終末の大リバイバルに際し、「後の雨」(ホセア6:3、申命記11:14)として聖霊様が激しく下って来られる時の備えをしていく必要があります。
「主が通られる道をまっすぐにする」ために、霊的備え(きよめ、罪の悔い改め)、みことばの備え(正しいみことばによる、正しい教理)、そして 主に聞き従って御霊の賜物を行使する
実践訓練です。(→ 「病人をいやす秘訣」)
そのとき、慌てず、多くの実を結ぶことができるように、今からでも、積極的に備えていきましょう。
(追記)